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プロローグ




 父と母と子と精霊の御名の元に。


 かつて世界はすべてその中にありました。

 精霊によって祝福され、

 父によって守られ、

 母によって愛され、

 子は健やかに育ちました。

 精霊の御名の元に平和がずっと続いていました。

 しかしある人間が、火を見つけます。

 人は火を起こすことを覚えました。

 そして動物が焼けば食えることを知りました。

 肉を焼くことを覚えました。

 時々見つかる動物の死骸を焼くだけでは、物足りなくなりました。

 動物を殺すことを覚えました。

 動物を殺すための武器を作りました。

 すべてのものを祝福する精霊は怒りました。

 人間を見放し、人間以外の動物たちと一緒に山にこもり、海の深くに住みました。

 人間はそれを追いかけました。

 殺して食べました。

 余ったものは飼って増やしました。

 そしてまた殺して食べました。

 やがて文明と呼ばれるものが発達し、

 人間は数と武器の力で精霊を打ち倒すことができるようになりました。


 精霊は悪魔と呼ばれるようになりました。


 これはそんな世界のお話。

 


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