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十連歌シリーズ

十連慈死翔歌

作者: 尖角

またもや十連シリーズです(笑)

今はなびかないその髪が、慈しみ深くサヨナラを告げる。


君が嫌いな花を俺は断り、君の好きだった花を俺は入れる。


俺が死ぬまでは、君と一緒にいられるはずだった。


けれど、現実は幸せ(オレたちのなか)を引き裂いた。


君がいないこの世界なんて、俺は気が狂いそうだ。


俺が君の分まで世界を見なきゃならないし、淋しくってたまらない。


俺の流れ出る涙を拭う人もいないから、苦しくってたまらない。


なぜこんなに俺を苦しめようとするんだ、君は。


俺を想ってくれてるのではなかったのか?


俺を少しでも想うなら、どうか君よ戻ってくれ。

なんだか最近忙しい。

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