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幻葬鬼譚 ~神話ヲ殺ス少女タチ~  作者: K. Soma
第七話 異海から来た少女

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11

╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋

 同日 同刻

 /結界封印都市ヒモロギ 第一結界柱跡地付近

╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋

 

 ユイナは金糸雀(カナリア)色の目を見開く。

 

「ル」

 

 第一結界柱が消滅した。

 

「ル、リ」

 

 それはわかる。

 

 わかっている。

 

「ルリ、カ」

 

 だがそんなことは――()()()()()()

 

「 ルリカァァァアアアァァァアアァァァァァッッッ‼ 」

 

 ユイナは陣形を崩し、ましてや〈アマテラス〉の援護などかなぐり捨て〈ウズメ〉の救出に向かう。

 

 幸い、操者席(コックピット)への直撃ではない。

 

〈サグメ〉はすぐさま〈ウズメ〉を抱きかかえ、後方の回収部隊との合流を急ぐ。

 

 三倍の規模(スケール)差がある二機は、そうしているとまるで母が赤子を抱いているかのようだった。

 

(……許さない)

 

 ルリカを回収部隊に引き渡すや否や、ユイナはすぐさま戦場へと舞い戻る。

 

(……許さない、許さない、許さない)

 

〈サグメ〉もまた、巫女装束を(もと)とした彩色(カラーリング)だ。

 

 上半身の白、下半身の緋色。

 

 だが今、そこに新たに加わった(いろど)りは――

 

(許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない)

 

 全身から立ち上がる霊気の黄色。

 

 (いかづち)の如く、バチバチと音を立て(はじ)けていた。

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