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幻葬鬼譚 ~神話ヲ殺ス少女タチ~  作者: K. Soma
第九話 幻想の花/背負った命

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129/226

21

╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋

 同日 同刻

 /結界封印都市ヒモロギ 旧第七結界柱方面

  仮設塹壕(ざんごう) ()ノ二周辺

╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋

 

 既に御札(おふだ)の効能は切れていた。

 

 (ゆえ)にユイナの()る〈サグメ〉は姿を現しており、その逆に〝雷惑符(ライワクフ)〟で展開していた幻像は跡形もなく消えている。

 

 ――()()()()()

 

 今。ユイナが目にしているモノ。その光景。

 

「あ、あ、あ――!」

 

 ()()()()()

 

 ()()()()()()()()()

 

 敵と自機を結ぶ射線上、そこに幻像ではない本物の〈アマテラス〉が立っていた。

 

 こちらに背を向けて――()()()()()()()()()()()

 

石環(セキカン)〟から放たれたすさまじい破壊の奔流(ほんりゅう)()き止めながらッ!

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