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同日 同刻
/結界封印都市ヒモロギ
ツクヨミ 対鬼戦闘司令本部 中央管制室
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本部でも描影装置を介して〝石環〟を確認していた。
「なんなの、アレは……?」
そう呟くミヅキ。だがその疑問に答えられる者は誰もいない。
――石である。
そうとしか言いようがない。
これまで確認された鬼はすべて人なり動物なりを思わせる特徴を有していた。
今回の禍ツ忌ノ鬼でさえ、その球体状の身体は皮や肉と知れる生命の息吹を感じさせる。
それが。
ここにきて突然の無機質――〝石〟。
(突然……? いえ、違うわ。この間の鬼が――あの機械仕掛けの鬼という前例があるもの)
あれこそはまさに無機ノ鬼であった。
『アイツらは明らかに学習している』
ふとシマメの言葉が思い起こされた。
(まさか敵は……あの鬼を起点に進化した……⁉)
ミヅキが己の思考のみを頼りに真実へと漸近していた――その時。
「夜代司令!」通信官スズが割って入る。「観測所からの報告、入りました! あの石は――結界石に酷似した性質を持つとのことです!」
その瞬間、ミヅキとシマメが血相を変えた。




