僕
二重人格、
仮に犯罪を起こしたとしても、この症状が確認されれば免罪になる可能性もあるという
けど、どうやってそんなことを証明するんだ?
そいつが相当な演技上手なら、フリで逃げ切れるんじゃないのか?
まあいいや、別に犯罪起こす気もないし
....でも、かっこいいとも思うんだよね...
僕の中のもう一人のボクが、抑えきれないッ!! ....とかね。
そんな場面がきて、それを言えたら思い残すことはないかも
....そんなわけもないか~
あるはずないし、都合よすぎだね
キゼン :おーーい!!!
なにやってんだ遅れるぞ!
ちゅーかさ、別に何しようが死ななきゃね
いーんじゃないかってねおもったr
キゼン :カイ!!!!!!
カイリ :っ
何!? いきなり大声は反則でしょ~~
キゼン :お前ね、次自分の番ってのになんでそう黄昏てんのよ
いや違うぞ、別に考えごとをする自分に酔うとか
そんな痛いことをしているわけではないのだがね
キゼン :今日売店来るんだから、さっさとゴールしてこいよ~~
俺はもういってるからな
カイリ :そっか、それは由々しき事態だね
ぱぱっと走ってくるわ
唐揚げ棒....いや、たこ焼きかな~
でも、コスパ的には唐揚げ棒か..
(位置について!!)
炭水化物って意味では、たこ焼きもありなんだよな
ごはんとたこ焼きって相性いいんだよな
....わかる? 分かれ
(パンッ!!)
カイリ :ふっ
グラウンド3周.. 僕は長距離タイプだから
一定のペースでいけば、別にどうということはないかな
まぁでも、今回は昼飯がかかってる
前半スタートのキゼン達はかなり有利だ、、っつかずるいな
マヨイ :おーいっ!
なんで今日はそんなに急いでるのー!
カイリ :ご飯のためなら、急ぎもするっての
てか、走りながらしゃべると息切れするから先行くよ
あと2週か、やばいな
イカサマ(前半)組がもう終わりかけてる
マヨイ :私も唐揚げ棒狙ってるから!
並走させてもらうよ~~
ふむ、そっち狙いならまあ、
今日は自前のおにぎりあるし、炭水化物丼に揺らいでいるからな
カイリ :いいけどさ、あんま無理はしないようにね
マヨイ :優しいね~~
本音ならだけど
失礼なやつだな
僕は善人だ
カイリ :あと一周だ、はよ終わらそ
マヨイ :りょーーーっかい!
うん、ノリがいいな
そういうとこは良きです
ーーーーーーーーーー
キゼン :.... で、結局売店には間に合わなかったと?
カイリ :うーん、3人前くらいのやつで終わってしまった
案の定、マヨイはロケットスタートの最悪燃費
短距離向けだなアレは。おかげで昼飯はおにぎりオンリーときた
カイリ :これは早退案件だね、やってくれたよマヨイのやつ
キゼン :ま~いいじゃん
結局待ってやったんだろ?お人良しだね相変わらず
まぁ、こうした方が後々得な気がするからな
カイリ :埋め合わせはそのうちしてもらうさ
それより..
キゼン :ここで話すのはまずいだろ
場所変えるぞ
カイリ :あぁ。そうだな