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僕とボク  作者: Hels
1/1

二重人格、

仮に犯罪を起こしたとしても、この症状が確認されれば免罪になる可能性もあるという

けど、どうやってそんなことを証明するんだ?

そいつが相当な演技上手なら、フリで逃げ切れるんじゃないのか?


まあいいや、別に犯罪起こす気もないし


....でも、かっこいいとも思うんだよね...

僕の中のもう一人のボクが、抑えきれないッ!! ....とかね。

 

そんな場面がきて、それを言えたら思い残すことはないかも


....そんなわけもないか~

 あるはずないし、都合よすぎだね




キゼン :おーーい!!!

     なにやってんだ遅れるぞ!


ちゅーかさ、別に何しようが死ななきゃね

いーんじゃないかってねおもったr


キゼン :カイ!!!!!!


カイリ :っ

     何!? いきなり大声は反則でしょ~~

     

キゼン :お前ね、次自分の番ってのになんでそう黄昏てんのよ


いや違うぞ、別に考えごとをする自分に酔うとか

そんな痛いことをしているわけではないのだがね


キゼン :今日売店来るんだから、さっさとゴールしてこいよ~~

     俺はもういってるからな


カイリ :そっか、それは由々しき事態だね

     ぱぱっと走ってくるわ


唐揚げ棒....いや、たこ焼きかな~

でも、コスパ的には唐揚げ棒か..


(位置について!!)


炭水化物って意味では、たこ焼きもありなんだよな

ごはんとたこ焼きって相性いいんだよな

....わかる?  分かれ


(パンッ!!)


カイリ :ふっ


グラウンド3周.. 僕は長距離タイプだから

一定のペースでいけば、別にどうということはないかな


まぁでも、今回は昼飯がかかってる

前半スタートのキゼン達はかなり有利だ、、っつかずるいな


マヨイ :おーいっ! 

     なんで今日はそんなに急いでるのー!


カイリ :ご飯のためなら、急ぎもするっての

     てか、走りながらしゃべると息切れするから先行くよ


あと2週か、やばいな

イカサマ(前半)組がもう終わりかけてる


マヨイ :私も唐揚げ棒狙ってるから!

     並走させてもらうよ~~


ふむ、そっち狙いならまあ、

今日は自前のおにぎりあるし、炭水化物丼に揺らいでいるからな


カイリ :いいけどさ、あんま無理はしないようにね


マヨイ :優しいね~~

     本音ならだけど


失礼なやつだな

僕は善人だ


カイリ :あと一周だ、はよ終わらそ


マヨイ :りょーーーっかい!


うん、ノリがいいな

そういうとこは良きです



ーーーーーーーーーー


キゼン :.... で、結局売店には間に合わなかったと?


カイリ :うーん、3人前くらいのやつで終わってしまった


案の定、マヨイはロケットスタートの最悪燃費

短距離向けだなアレは。おかげで昼飯はおにぎりオンリーときた


カイリ :これは早退案件だね、やってくれたよマヨイのやつ


キゼン :ま~いいじゃん

     結局待ってやったんだろ?お人良しだね相変わらず


まぁ、こうした方が後々得な気がするからな


カイリ :埋め合わせはそのうちしてもらうさ

     それより..


キゼン :ここで話すのはまずいだろ

     場所変えるぞ


カイリ :あぁ。そうだな



     










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