表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/14

プロローグ

 以上で、私・・・俺のお話を終わらせていただきます。菓子折りを食べ、お飲み物を啜る時間程度には割けたかと存じます。

「わしはそう何度も叩きつけておらんぞ。」

 蛇足ではありませんので悪しからず。

「ちっ、わしはもう戻るぞ。」

 ええ、ゆるりとお戻りになられてください。次の語り手にバトンを渡し次第向かいます故。

「勝手にするがよい。」

 あらら、私何か気に障るような言い方をしましたかね?

「気にすることはねぇさ。」

 グッドタイミングで次の語り手が参りましたね。さて、私はお嬢様のお部屋のお掃除をしなければならないので、この場は任せてもよろしいですか?

「あぁ。泥船に乗ったつもりで掃除をしてくるがいいさ。」

 それでは沈んでしまいますよ。もしや、私への忠告ですか。

「両方の意味で、な。」

 ふむ、承りました。ではでは・・・。

「ふん、何かと思えば話をしろだあ?上等。何を話せばいいかなんて堅っ苦しくて面倒だ。決まっちまった運命ってやつを文を変えても叶わねえのさ。」

 そう、俺がアシッドからシドという名前になった時からな・・・

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ