登場人物紹介 第二章
例のごとく二話同時投稿。もう一本も忘れずに。
ガイル・デリオス・ジルタ
ジルタ王国の国王。
整った顔のダンディなオジサマだが、その実ただの親バカ(娘限定)。娘の前だと色々と台無しになる。
ユウシアとリルの婚約を提案した張本人で、娘の幸せのためにとそれを全力で支援する。当然、ユウシアのことも気に入っている様子。でなければ大事な娘の相手になど選ばない。
セリック・エアリアス
ジルタ王国騎士団第三隊隊長。
一部隊の隊長を任されるだけあってその実力は折り紙付きだが、どちらかというと頭脳派。眼鏡が似合うタイプ。
見た目は長身に優しげな顔つきと、女性ウケはいい。銀髪が若干くすんだような色合いなのが玉に瑕。
オーブに憑依されていて、リルの暗殺(白昼堂々)を命じ、彼女を攫った。オーブのせいで自身の奥底に眠る欲望を解放させられていた。大体オーブのせい。
ハイド・ギルティカ・ジルタ
ジルタ王国の第三王子。
フィルと同じく燃えるような赤い髪をしていて、顔つきは整っている。
基本的には冷静沈着なタイプだが、こと戦闘になれば好戦的な一面も。
リルやフィルに対して冷たい態度を取っているが、実は二人とも大好きで、どう接すればいいのか分からないだけ。ツンデレ。隠れシスコンと言われると怒る。なまじ自覚がある分、余計に怒る。
ユウシアとリルが婚約するにあたり、実は父を超える関門だったが、何だかんだで認めてもらえた。リルを救出するときにユウシアが何よりも彼女を心配していたのが高得点だったようだ。
新登場人物これだけですよ。まぁ、全員が全員重要なキャラだったから一人一人の説明が長かったけど。