登場人物紹介 第一章
作中でフルネームが出ていないフィルはそのまま「フィル」として紹介します。
あ、もう一話投稿してるんで、そちらも忘れずに。
ユウシア
本作の主人公。
地球のとある組織に所属する暗殺者だったが、任務に失敗し命を落とす。その後異世界転生を果たし、“世界の意思”だとかで「オーブ」を集めるための旅に出る。ぶっちゃけ急ぐ気は皆無。
人殺しに躊躇はこれっぽっちもないが、何でお前暗殺者なんかやってたんだと聞きたくなる程度には優しい。
よく職業病を発症する。とりあえず、転生してこの方足音を立てたことは一度もない。
転生前の十五歳のときに色々あったらしい。詳細は今後語られるはず。
ラウラ
地球がある「ソナリア」とユウシアが転生した「ファナリア」を繋ぐ女神。転生したユウシアの元に自身の分身体を送り、彼を育てた。
ユウシアが旅に出てからは彼と同化して手助けをする……はず。
時々ぶっ壊れるが、それは本体が分身体を作るときに感情のバランスを失敗したせい。新しいタイプの情緒不安定。
レイラ
ファナリアを統べる女神で、ラウラの妹。詳細は不明。今後出てくるかもしれない。
ローラ
ソナリアを統べる女神で、ラウラの姉。以後はレイラと同じ。
フィーネ
ユウシアが暮らしていた森の近く(徒歩一日)にある村の村長の孫娘。幼女。
ユウシアのことが大好きで、見かけると必ず「ゆうおにいちゃん!」と呼びながら駆け寄ってくる。
ユウシアが愛してやまない天敵。
村長
フィーネの祖父。村長。ノリは結構いいタイプ、だと思う。
カンナ
フィーネの従姉。つまり村長の孫娘。実はTHE村娘というような容姿をしているが、地味には見えない。控えめに言って美少女。
過去にユウシアに助けられたことがあり、その時惚れた。それはもうあっさり落ちた。
基本的には照れ屋な可愛らしい女の子だが、たまーにヤンヤンしちゃうことがあるとか、ないとか……。
セージ
カンナのことが好きな、思春期真っ只中の男の子。
ただしカンナはユウシアが好きなため、その恋が実ることは少なくとも今のところない。
ユウシアを目の敵にしているが、いつも簡単にあしらわれる。
アヤ
空から降ってきた女の子。親方!
記憶喪失で、自分のことは何一つ分からない。ただし日本に住んでいたのは覚えている。自分のことは分からないくせに、見たアニメの記憶なんかは完璧。結局ない記憶は自分関連。
ユウシアの幼馴染である綾奈に瓜ふたつの穏やかな顔つきの美少女。綾奈本人なのかは不明。
魔法の才能が凄いようだが、魔力がほとんどない。ただしそれとは真逆であるユウシアに魔力を貰い、魔法を使えるようになっている。作中では今のところ描写されていないが。
医者の村男
セリドの街に入るための検査列に並んでいるとき、ユウシア達に声をかけてきた人。村に一人しかいない医者だろうに、出てきてしまっていいのだろうか。いや、きっとよくない。
リル・ヴィレント・ジルタ
ジルタ王国の第一王女。演説のために王国南端の辺境まで訪れる、結構アグレッシブな王女様。上に兄が何人かいるため、王位継承権は低い。
殺されそうになったところをユウシアに助けられた。このフラグが回収されるときは、多分そう遠くない。と思う。
フィル
赤い髪に赤い鎧を着けた騎士。実はジルタ王国の第二王女で、リルの妹。王位継承権は同じく低い。
自分には剣を振る方が合ってる、というだけの理由で騎士になった。父である国王に散々止められたが、説得(物理)して納得してもらった。剣の腕は本物である。
姉妹仲は良好らしい。
ガルド
ユウシアの取り調べのときにいた衛兵で、フィルの正体を知る数少ない兵。
フィルを守らなければいけないという使命感からかユウシアに強く当たっていたが、本来はもっと穏やかな人。今後登場するかは分からない。
ハク
ユウシアが倒した黒竜が飲み込みかけていた卵から孵化した白竜。刷り込みなのかなんなのか、ユウシアに懐く。
ユウシアのマントに付いていたフードの中が定位置となる。
可愛い。
メイサ
ユウシアが短剣を作ってもらおうと訪れた鍛冶屋の店主。立派なメロンをお持ちである。
武器製作の腕は確か。
ミーナ
ユウシア達が泊まった宿の看板娘。普段は溌剌とした可愛らしい女の子なのだが、時々危ない。笑い方も表情も、色々と危ない。
女将
ユウシア達が泊まった宿の女将で、ミーナの母。普段はおっとり系の美人なのだが、暴走したミーナを止めるときは般若と化す。
ギール
リルを殺そうとした騎士。実は顔が出ていない。ちなみに兜を外すとイケメン……という訳でもなく、精々中の上程度。ユウシアにあっさり無力化されたことといい、色々残念な人。
……え? 最初にリルに襲いかかった人? いや、紹介出来ることある? “「覚悟ッ!」とか叫んだくせしてユウシアに目を潰されて無力化されたギール以上に残念な人”とでも書けと?




