表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
孫娘  作者: 尚文産商堂
14/17

協力

すぐにその隠れ家へ向かうと同時に、警察の知り合いへと電話をかける。

「……なるほどな、それで、そっちは何かあるのか」

「ヤクザの鉄砲玉借りてるんだが、銃刀法上の許可として欲しい」

「なんの武器持ってるんだよ」

「銃だよ」

「根拠はどこにある」

電話の向こうで、何かの準備をしていることははっきりと、音から分かる。

「銃刀法第4条第2号」

それを言ったら、なにかピンと来たようだ。

「……なるほどな。人命救助名目か」

「な、頼む」

「まあ、いいさ。ICPOからの手配書が出回っているってのは、こっちも把握している。ただ、そのラグディンだっけ、が国内に入っているというのは未把握だぞ」

「どうも、そのようすだな」

そう言いながらも、目的地へと一気に近づいている。

「協力するのかしないのか。そっちがどうでようとも、こっちは勝手に行かせてもらうからな」

「分かった分かった。人助けだ。機動隊でも出させるよ」

「ありがてえ、じゃあ、住所を教えておくな」

そう言って、俺は目的地の住所を教える。

「なら、そこに何時につきそうだ」

向こうが俺に聞いてくる。

「あと30分てとこか」

「よし、なら、25分後、合流しよう」

そして電話が切れた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ