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孫娘  作者: 尚文産商堂
10/17

小学生

公園のブランコで腰を落ち着けて考えていると、誰かが公園の敷地内に入ってきた。

「おじちゃん、なにしてるの?」

小学生だ。

「君こそここで何をしているんだい」

俺は彼女に聞く。

「おかあさんが、もうすぐむかえにきてくれるって。それまでここであそんでなさいって」

「そうか。ああそうだ。一つ聞いてもいいかな」

俺は彼女に聞いてみた。

彼女は小首をかしげて、俺をじっと見ている。

近くの電燈からの光で、不気味なほど真っ白だ。

「ここ最近、この子たちを見なかったかな」

俺は、持ち歩いている定期入れから、今回の依頼主たちの子供の写真を見せる。

「どうかな」

俺はもう一度聞く。

「このおんなのこ、みおぼえがある」

「そうかい。何か言ってなかったかな」

「そういえば……」

彼女が反してくれたのを簡単にすると、スーツ姿でなにか名刺を渡しているのを見たことがあるという。

その名詞を後で見せてくれたそうで、右上になにかの記号が書かれていたという。

それを地面に書いてもらうと、見覚えがある代紋だった。

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