家政婦から聞く
今回かなり短めになっちゃいました!
「何をお聞きになりたいのでしょうか、お客様?」
「その前にそのお客様呼びはやめてくれないか?こそばゆくてかなわない」
「かしこまりました。ではなんとお呼びすればよろしいですか?」
「名字だとおふくろと被っちまうから、、、。そうだな、誠也とよんでくれ」
ふぅぅ。さっきからお客様呼びでなんか気恥ずかしかったんだ。下の名前なら誰とも被らねぇし、良いだろう。
「では誠也様、何をお聞きになりたいのでしょうか?」
「そうだな。いくつかあるんだがまず、親父は今何をやっているんだ?」
「ご主人様はこのドバイで画期的な医療システムを提案し、多くの命を救うとともに莫大な資産を築きあげられました」
親父が沢山の命を救っていたなんて、、、。勝手に決めつけてずっと恨んでいたのにこうして俺を暖かく受け入れてくれた。後でちゃんと謝って感謝も伝えなければ。
「誠也様。他になにかご質問はありますか?」
「ああ、そうだ!俺はどうやってここに運び込まれたんだ?」
「ええっと、、、その、、、」
「どうした?言いにくいのか?」
どうやらこの肝心の質問はとても答えにくい質問だったらしい。でもこの質問の答を聞かなければこの状況を打開できないから多少強引にでも聞くとしよう。
「悪いがその答えがわからないとこちらもなんにもできないからな。教えてくれるか?」
どうしてもこの答えを知りたい俺は少し圧を出しながらその家政婦に聞いた。
「はい、、、。その、すべて御主人様が画策されていたことなのです、、、!」
読んでくれてありがとうございます!
今回短めでしたけど次回は普通か長めにするつもりです。
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