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自惚れんな

昔「七瀬さんってすぐ論破するよね」的なことを言われたことがあります。でも、私に人の論を崩せるほどの脳みそは無いんですよ。じゃあ何って、その人が持っているのって「論」じゃないんです。自分のわがままを通すために出した雑な単語の羅列みたいなもんです。論と言えるほど固まっていない。言ってることが滅茶苦茶で、何の筋も通っていない。だから、そんな案を、わがままを通されては困るから矛盾点を指摘した。それだけなんです。それなのに「論破した」なんて、元から無かった論をどうやって破壊するのでしょうか。まず、一つの指摘しただけなのに黙らないでくださいよ。会話にすらなってないんですから、論じた気にならないでください。私が論破したのではなくあなたが自滅しているだけです。あなたが論だと振り回している言葉はあなたの首に巻きついているんです。それを指摘したら「お前が締めたんだ!」なんて理不尽にも程があるでしょう。


と、まぁこんなに言っておいてなんですけど、私は人と話すの好きなんですよ。それに、本当に何か「こうしたいんだ!こうなんだ!」っていうのがあれば聞いてるんです。聞きたいんです。話そうとしてくれる人にはこちらも誠心誠意話を聞いて、意見や考えをくみとれるように努力します。なるべく正確に汲み取ろうと質問したりもしますが、そこに相手を貶めようという意志はありません。ですが、黙られてしまうと、もうどうしようも無いじゃないですか。こちらは会話や議論がしたいのに、勝手にそれを放棄して、「論破する」なんてあんまりです。


そもそもこんなことを思い出したのには理由がありまして。先日書店のポップで某論破王の方が「論破なんてしないほうが良い」と言っているのを見かけたんです。ホントにそうだよなぁ、と。そもそも議論は、2つの意見をぶつけて戦わせるのではなく、落としどころや折衷案を作る、または研磨してより良い案にする事が目的だと思っています。一人で考え込むよりも、人と話し合って、頭の中を整理することでより良い案を作り出す。そこに、相手を負かしてやろうとかそんな意志はないでしょう。


だから、最初に書いたように、私とあの人がしていたのは議論じゃないんですよ。議論が出来ているなんて自惚れないでほしいです。会話が成立していないのですから。それをわかってくれたら私は「すぐに論破するやつ」なんてレッテルを貼られずに済んだのに!


中々暴言を吐いているかもと思いますが、ちょっと感情が乗ったのには理由がありまして。あれ以来、何故か一部の友人にしばらく論破王と言われる羽目に…恥ずかしかった…

何故か筆が乗りましたね笑

最後のところはもうあんまり思ってないのでご安心を。

正直自分は、会議じゃないですけど話し合いとかするときは「コレを言ったらこう返ってくるかな」と、ある程度予想しながら話していたので、一発目でダウンされると逆に困惑するんですよね。 あの〜、大富豪で残り2人になったから「様子見るか」と思って5とか出したらパスされた、みたいな。しかも出さないんじゃなくて出せないって顔をしているぞ、って。

会議としては結果、「まぁ、こうすれば良いんじゃない?」って相手にフォロー入れるという。不思議な体験でしたね…

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