ふと気がついたこと
唐突なんですが、私は読書感想文とかを書くのが嫌いなんです。で、ずっと理由がよくわからなくて、何となく「自分がどこで感動したとかわからないからかなぁ」
とか「なんとも言えない読後感がいいのに分析したらなくなっちゃうからなぁ」とか思っていたんです。
まぁ、間違ってはいないんですが、最近ふと気がついたのは多分私は感動したところが分からないとかじゃ無いと言うことでして。感動したところを分析し始めたら「本を読んでる自分」という主観ではなくて「本を読んでる自分とは」を見ている俯瞰になるからなんですよね。その時点で意識するものが本ではなくなっているんです。これは私の中では「読書感想文」ではなくて「本を通して自己分析をしている」ような状態なんです。そうするとこのあとこの本を思い出すときには、この本を読んだ私の変化や感想を思い出すことになるんです。本自体への感動などは薄れてしまいます。
こんなことしてたら本にも、作者の方々にも失礼ですよ。読書感想文なんてやりたくなかったのも納得です。
書きたくないせいで書けなかったので兄や母に毎年書いてもらってました。いや、文章を書く力が無いわけではありませんから…多分…。だからいいんです!これで!
もう一つの要因としては自分の書いた文章として納得のいくものでなければ出したくないという謎のプライドのようなものもあったんですけどね。読書感想文ってたまに公開されることがあってその時に納得行っていない文章は出したくないですし、自分の特徴の出た文章を出したくなかったんです。私は字が汚くて、自分の好きなように文を書くとなんというか茶目っ気のようなものが出るので、汚い字で書くとなんとなく態度が悪く見える気がしていてかけなかったんですよ。
ただ機械なら字の汚さは関係ないですし、字を書くより早いので、冷静になる時間が無いんです。自分の文章をかけるのは楽しいですね。
この文章書くのはとてもたのしいです。自分で好きなことを考えて、それをまとめながら書いているので。自分の考えを自分の文章でかけるので楽しくて、深夜に沢山書いてます。良くないですね。反省します。




