⑨慣れとは反応速度とは
……人は、能力過多なことが一気に起こると、頭の中がエラーになり、一気にフリーズします。フリーズとは身体の緊張状態とも同じです。首の緊張……動画では犬が完璧に硬直した状態を観たことがありますが、あれは、動物が身を守る時に行う『死んだふり』と同じ状況なのだそうです。筋肉の硬直をし、直ぐに逃げられる準備をするそういったものらしいですが、心理的緊張で身体を膠着させるのは動物の本能。
統合失調症でも緊張病型というものがあるそうです。……人も動物と同じ、緊張したら一般の方でも首回りが固くなり、その内肩など知らず知らず血行が悪くなると何かで読みました。
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余談です。……このページで話したかったのは、ただの一行目の部分、
>『……人は、能力過多なことが一気に起こると、頭の中がエラーになり、一気にフリーズします』
の部分です。PCと同じだな、とやっぱり思ってしまいます。……けれど、どんなに処理能力の遅いPCでも無理をせずに一個一個処理を終わらせていけば、遅くとも進んでいってくれるものですよね。……要は、大量に能力過多なものをぶつけられてしまっている状況が駄目なだけで、私のように、処理能力がとても遅い人間でも、『自分の処理出来るだけの分量を解った上でゆっくり取り組めれば頭の中がフリーズしたりしないのです。
少しずつ『作業を分解して行えば私にも出来る』のです。
これは、執筆の場合も当てはまると私は思考致します。……もし、目の前のあなたが執筆を止めてしまって、もう無理だと頭の中をフリーズさせてしまう状況が起こっても慌てず騒がず、まず、深呼吸を行ってください。
困ったら深呼吸。これで大体9割は、あなたの心の問題をリセット出来ます。騙されたと思って行われてくださいませ。……その後、たった残り1割の問題を分解し、分解し数ミクロンぐらいまで細かく分解した後に、少しずつ少しずつ、その数ミクロンの問題ごとにゆっくり処理をしていけばよいのです。
数ミクロンになってしまっているから、たった1割の事柄でもとても大きなものに思えるかもしれませんが、心配は要りません。問題は、事細かに分解出来た段階でもう半分以上解決されたようなものです。
大丈夫ですよ。大丈夫。




