③慣れとは何か?反応速度とは
人が何か言葉を発する時、……例えば、目の前のあなたが誰か人と対面する場合、あなたは何か言うことを思考するでしょうか?
慣れた対応をする場合、ほぼ考えずに言葉を出せる場合があります。これは、何故、そのようなことが可能になるのでしょうか?
それは、頭の中で、同じようなパターンを記録していて、その通りに言葉を引き出しているから、ほぼ何も考えずとも反射的に反応出来ると言えると思います。
人は咄嗟にことには弱いですが、準備をしている事柄にならばスムーズに対応出来るハードディスクを持っています。咄嗟のことに反応出来る方は、そもそも、蓄えている引き出しのパターンが普通の方よりも多いのだと直ぐに想定出来ると私は考えます。
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さて、その表出する場面ごとの反応ですが、例えば記憶の引き出し方によっても人によって差異がある場合があります。ある人は、寧ろ対面の方が頭の中の言葉を引き出そうと考えずにすらすらと言葉が出てきて、生きた会話が出来るから好きだ、という方もいらっしゃれば、電話対応の方が、言葉がスラスラ出てきて私には向いている。得意だという方もいらっしゃいますし、いいや、僕は、PCでの会話の方がずっと頭の中の整理が出来て、アイディアも沢山生まれるし、文字での会話の方が得意で好きだ。という方もいらっしゃいます。
使っているものは、人の脳であり、同じであるのに、こうして表出の際に個人差が出るのは何故なのでしょうか?
私はその問いにこのように思考致します。
人によって、その『言葉の壁、思考の壁』で生まれる、壁の部分を取り外すことが、場面を変えると発動しない可能性があり、より壁を取り外せる場面でその方の能力がより発揮されるからではないか、
と、考えるのです。
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……私は、この状態を、壁を解除する。リミッターを解除する、どのような言い方でもよいですが、そのように捉え、そういった状態を当たり前に継続的に作動できるような状態として安定した人の状態を、『慣れる』と、表現するのではないか、と思考しております。
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