9、 美女たちはもうノルマを達成します。
クハハハ!眠れなくてそのまま勢いで執筆しました。
よって私の深夜テンションが色濃く反映されました。
「やっぱテンプレってあるね」
「あのねぇ・・・のんきに言うけどさぁ・・・怖いんだからね?毎回」
「ごめんてば」
この会話だけで察せた方は・・・さては貴様、恋愛小説を読みまくっているな!・・・状態である。
そう、今の俺は微妙に深夜テンションを引きずっためんどくさい時の俺だ。
下らない前振りは置いといて時は遡ること10分20分そこら。
☆
やめてください!
少し遠くで詩穂の声がした。した気がしたじゃない、したのだ。
汗をかかないであろう絶妙なスピードかつスピーディに、歩く俺はさながら・・・まぁ、そういうことだ。
焦りながらも、現場に着くと、灰ナンパです。
あ!HAHAHA!ナンパを見て灰にしたくなっちゃっただけさHAHAHA!間違えたよ。うん。
「お兄さん?僕の彼女に何か用?」
「なんだよ、俺はこの子を口説いて・・・?!」
「ナンパ師のお兄さん、僕たちは行っていい?」
「は、はひっ!」
「・・・」
怖がられた・・・。
ま、それも当然だ。
ナンパ殺しと呼ばれているらしいからな、俺は。
「詩穂、おはよう」
「おはよう。慣れてるわよねぇ、私よりも対応。」
「そりゃ、もう当然。少女漫画を読み込んで・・・」
「そういうシチュは、男性向けの恋愛でしょ」
「な、なぜ知っている・・・」
「あなたが散々教えたんでしょ・・・」
「あ、そうだったわ」
「ちゃんと寝た?一応・・・五時間?三時間?」
「ふーん、それで?どこ行く?」
「お嬢様の仰せのままに」
「りょうかーい」
自然に連れ立って歩くときには、手が繋がれていた。
こうして(?)平穏な(?)デートが始まった。
そして、なぜか物陰に隠れる物陰二つ・・・・。
「これは面白そうっスね(ボソ)」
「深夜テンションズ晴馬はハイ↑だな(ボソ)」
「センパーイ、珈琲かって来て下さい、無糖で(ゴショ)」
「金はくれよ、後輩よ(ゴショ)」