課金の杖
俺の家に帰ってきた
あの男と親父がいる
「初めまして叔父上」
「赤子のころ一度だけ会っては居るがな
クリーパー王子。」
「王子?」
つうかリンナイさんが王子から見て叔父?
「ああこの国は西の大国イスパニアに支配されていた
それを解放したのが我ら三兄弟
そして戦死した兄貴の跡を継いだのが
現王、セドリック・マインクラフト一世
彼の父でありわが弟。」
あれ、じゃあ…
「私は相談役でいい、田舎暮らしがあってる
ま、道を外そうものなら・・・。」
「目がマジです、怖いです、叔父上」
「立派に平和に収めてくれた。
それだけで十分だ。」
・・・
「ヴェネチアのことは知ってますよね?」
「ああ、オスマンの手に堕ちたらしいな。」
「ジェノヴァの議長、ユルゲンが各地にに手紙を送っているようです。」
「『次はわがジェノヴァが狙われる、援軍をくれ。』
とでも書いてあったのだろう。」
「1、解散総選挙を開け
2、現議長、ユルゲン以外が当選したら考えてやってもいい
この条件を突き付けてやりましたよ
わが父は。」
「妥当だなドライアー、兄貴戦死の原因はあいつだからな。」
「そして父はジェノヴァではなくトスカーナが狙われることを
心配しております。」
「あそこが落ちたら、このナポリがオスマンのムスリムに一撃で瞬殺だな
平和の代償にうちの軍、貧弱だからな。」
「わが軍を鍛えなおしてくださいますね叔父上。」
「ああ、というわけでパロマ、お前に魔術を
ジョアン君に剣を教えた、今こそ「剣技」を使うとき。」
「俺も行くんすか・・・。」
「残ってもいいけど、「サラマンダーより、ずっと早い」になるわよ。」
「おいパロマ、人のトラウマえぐるな。」
「俺はな・・・・・・・
お前から・・・・・・
すべてを奪わないと・・・・・・
気が済まないんだよ・・・・・・。」
「マイナーすぎるエロ同人ゲームの一説を出しても誰もわからんぞ。
わかった俺も行く、危険すぎるネタを使われたらな・・・行かないわけにはいかないか。」
「そうだこの杖は君に預けておこう。」
古い杖だ・・・
「イスパニアの執政官が持っていた
私の分の戦利品だ。
異世界の金を食らう代わりに
強力な武器や防具、生み出し
異世界の傭兵の力を借りることができるらしい
奴はこれを「課金の杖」と呼んでいた。」
なんかうさんくせえ
この手の魔法のアイテムは代償がとんでもないことになるって聞く
むやみに使わないことに…
「おい」
誰だ今しゃべったのは
「なんで男に預けるんだよ。
ようやくあの巫女さんが持ってくれると信じていたのに。」
「まさか…杖がしゃべった?」
「いや…お前僕の言葉がわかるのか…?。」




