「気まぐれなアーティスト」
夏の真っ青な空に、大きく白いバッテンを見つけた。
飛行機が描いた ダイナミックでシンプルなアート。
やがて風に撫でられて、雲がゆっくり散らされてしまうまで、じっくりと目で味わう。
刻々と変わる、刹那の模様。

「夜の花」
夜空に開く光の花と、その後に来る轟音と波動。

視覚、聴覚、触覚と、全身で花火を楽しむ。
嗅覚と味覚は、傍の屋台に誘われる。
夏の祭りの夜に、大勢の人が同じ花火を見上げ、同時に歓声を上げる。
当たり前の出来事に、なんとなく感心してしまった。
皆が同じ方向を向いているなんて、すごい事だ。
