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虚言の堕天使  作者: みさこんどりあ
虚言の堕天使 一部 虚言〜そして虚構
50/54

高慢あるいは徒花【ⅩⅩⅩⅡ】〜n回目の旅路Ⅲ〜

テスト終わったぜ☆

これでなろう解禁だああぁ((殴







『最初からやり直したい』


あれから何度も太陽が登り、そして日が沈んだ。あの日、あの船が墜落してぼこぼこに盛り上がった地面は、元のふかふかの草に戻り、今は小さなお花畑になっていた。


…ああ

きみがいた証拠がどこにもなくなってしまった。

あの日がまるで、現実ではなかったかのように。

けれどぼくはあの日のあの瞬間を、ふと思い出す。

彼女の嘲笑うような顔も、斬りつけたときの悲痛な叫びも、ぼくの名前を呼ぶ声も。

結構ぼくは、どこからが嘘で、どこからが本当かさえも、分からなかった。最後まで彼女の望むものが分からなかった。


ただ残るのは罪悪感


「もう一度会えたなら…」



ひとり空を見て呟いた。





空はただ、あの日のように澄んでいた。



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