《世界に見捨てられた僕は次世代に任せることにした》
黒歴史になる予定のやつ。
ユーラシア大陸ぐらいの広い心をお持ちの方、下へお進みください↓
それは悪の大王をボコりに来たのが始まりだった。
「この国の食べ物を全て奪い去り、ましては住民を一人残らずこの城に閉じ込めたのは…君だね?」
春風と共にやってきた旅人は大王にそう告げる。突如この星に現れ、たった一人でこの城に乗り込み、兵を全てなぎ倒し、そしてついにはこの国の王の前にまで辿り着いた旅人は。黄色い星の髪飾りに鈍い桃色の髪。冷淡な黒い瞳には何も宿っていなかった。
「まあ、そんなところだな。にしてもなんでこんな辺境な国を助けようとするんだ?別にほっとけばいいだろうに。」
「誰かを助けるのに理由なんかいる?僕は困ってる人がいたから助けようとしただけだよ。」
そう言いつつも、微笑する無愛想な顔に大王は呆れた。無表情なおとなげた顔が逆に怖い。赤黒い羽織に山吹色の着物が、春というにはまだ早すぎる酷寒の風にあおられる。
「…もし住民を助けたきゃ、俺を倒すんだな。」
「本当は戦いたくなかったけど、そういうことならしたかないね。……まぁ、いいや。」
「僕が君を殺してお終いだ。」
■
ずっと前から旅をしていた。
いつから旅していたかは覚えてない。
いろんな所に行って、いろんな人を見てきた。
旅は楽しかったし好きだった。
あのまま旅をしていても僕は幸せだったと思う。
そんな中で僕はこの星に辿り着いた。
最初はただ単純に綺麗な星だなと思った。
(…なんでだろう、あそこに行ってみたい。)
そこはとても自然が豊かな星だった。
(空気はおいしくて、変な建物もない。木や草もいっぱいある。)
僕は近くに林檎の木がなっているのに気づき、林檎を一つ摘むんで口にした。
爽やかな香りが口の中に満たされた。
木の幹に寄りかかって座る。
木陰に吹く風が気持ち良かった。
(久しぶりにいいところに来たなぁ。しばらくここで暮らしても、いいかな…)
「困ったもんだなぁ、食べ物がみんな盗まれちゃうなんて。」
ざわざわと話している住民を見かけた。
みんな落ち着かない様子だった。
「食べ物が盗まれちゃったの?」
「えぇ、昨日の夜のことなんですけど、この国の大王とその手下が国中の食べ物と住民を連れ去ってしまって…わたしは丁度隣の村に居たんで、大丈夫でしたが…」
「…そっか、じゃあ僕が取り返して来てあげるよ。」
「ええ!?でも大王はとても強くて怖い人って。あっ、ちょっと…!」
旅人はもう、ごま粒程度の大きさで若干見えるか見えないかの距離まで進んでいた。
「…今のなんだったんだろうな」
「さぁ…?」
風の噂で、この国の大王が国中の食べ物全部掻っ攫って住民を全員誘拐したっていうのを聞いて、ふらりと立ち寄ってみた。そしたら本当に誰もいなくて正直ホントにびっくりした。それに国中の食べ物奪うってなんなんだよ…(引)初見の印象はバカそうだなーて思った。ボコりに来たら来たで、本当になんなんだよ(2回目)
「で、なんでこんなことしたの?」
「別にお前には関係ないだろ。」
ボコボコにされ地面に倒れたままの大王を、旅人は覗きこんだ。お互いの共通した感想が、意外と強かったことと案外馬鹿じゃなかったことだそう。こっちが斧なのに比べ、相手は丸腰。それなのにボッコボコに負けた。しかも剣持ってるのに使ってない。それなのに負けた。自分でもその事実を受け入れられずにいた。
「で?一応僕もこの事件と関わってるじゃん。異変を解決した張本人として。それで、この事件を起こした理由は何なの?」
こいつはいつまでこうしてるつもりなのだろうか。さっきからずっと理由を聞いてくる。正直そろそろやめてほしい。おそらく、こちらが理由を言うまでずっと問い続けるつもりなのだろう。
「…お前、本当にしつこいなぁ…まぁいい、話してやる……ここらでは最近堕星者の動きが盛んで、近隣の星が次々と襲われていくんだ。だからそれに備えるために食料と住民をここに集中させた。」
「…なんだ、めっちゃ国民思いじゃん。てっきり超絶面倒くさい我儘な王様なのかと思ってた。」
「…なんだそれは。」
「…にしてもこの星はいいねー。人々は笑い合い、自然は豊かで食べ物はおいしいし、とっても平和……まるで桃源郷だ。」
「まあな。いいだろう、この星は。」
大王の蒼い瞳に光が灯る。
大王がゆっくりと起き上がった。まだ体が痛むようで、微かにみけにシワをよせているのが見えた。
「そういえば、お前、このあと行く先はあるのか?」
「全くないよ。」
「なら、ここにしばらく滞在してくといい。住民がお前にお礼したいって喜んでんだ。」
「別にお礼なんていらないのに。」
「まぁいいからいいから。この星を案内してやるよ。」
「…じゃあ少し寄ってこっかな。これからよろしくね。」
「ああ、よろしく。…そういえば、お前の名前聞いてなかったな。」
「あっ、確かに。僕はサキラ。よろしくね。」
「俺はガランだ。よろしくな。」
こうして、酷寒の春風と共にやってきた旅人と大王は出会ったのであった。
■
ガランはサキラにこの星を案内してまわった。結局、お勧めの景色やらお店やらそんなんばっかりだったなぁ。お店全部飲食店だし。けどどの景色も絶景で、どのお店も絶品だらけだった。ガランが勧めてくるのも解かる。まぁ、ガランらしいっちゃガランらしいけど。
「…この星にはお墓がないんだね。」
「この星には死の概念があまりないんだ。…まぁ、墓っていうのは残された者のためのもんだしな。必要なし!」
「まぁ、そうだね…でも、想いをよせる場所がないのは寂しいかな。」
■
○月□日
サキラが知らない子供を拾ってきた。
「どうしたんだそのガキ!?流石に誘拐はマズいんじゃないか…!?」
「誘拐なんてするわけないじゃん。堕星者の生き残り。独りでいたところを保護して来たんだよ。」
そのガキはサキラの服を掴み後ろに隠れている。こちらをじっと見つめる単眼は、己が感じた不安と恐怖を物語っているようだった。
「ほら、挨拶して。」
「あっ、えっと私は、ダークネスといいます…」
まだ緊張しているようで、ところどころおぼろげない感じがした。それを安心させるように、笑顔を作り微笑む。右目しかない赤黒い瞳に、堕星者では見かけないところどころ紅くなった純白の髪。白色のローブの裾を掴んでいた。
「俺はガランだ。よろしくな。」
「…よろしく。」
「…ねぇ、ガランは私が怖くないの?」
堕星者は皆から忌み嫌われ、常に孤立し続ける存在。今まで、そのような仕打ちされてきたのだろう。そうか。コイツもずっと孤独を感じてきたのか。
「そんなことないじゃないか。」
「そういえば、サキラ。お前、結局この星には住まないのか?そんなに頻繁にいろんな星行ったり来たりしてるんじゃ、疲れるだろ。」
「大丈夫。別にいいんだ。僕、旅が好きだから。」
「…そうか、それならいいんだが。」
そのあと何回が移住を勧めたが、結局ダメだった。それに、なんだろう、自分の中に何か重いものが凝っているような違和感は。記憶を辿ってみるも、どこまでも続いている。親友と出会ってから月日が経っても、この感覚が消えることはなかった。寧ろ、ハッキリと感じるようになった。何故、この感覚が生まれたのか、いつまでこの感覚と過ごさねばならないか。いくら考えても解かることはなかった。
■
「だいぶ久しぶりになっちゃたね。」
あれから10回目の春風がやってきた。旅をしながらも定期的にこの星に寄っていたが、今回は少し時間が空いてしまった。ダークネスはすっかり大きくなって、僕の背に追いついていた。
「みんな元気かな?ガランまた僕がいなくて寂しがってそう。」
「サキラ、この星はもう滅んでいるぞ。」
「…滅んだ……?」
「主人公がいなくなったからな。この星にもう続きはこない。」
その時の顔は、酷く無愛想で、残酷なものだった。目には何も宿っておらず、ただ淡々と真実を告げた。
受け入れられない。
「…嘘だ……」
この星で過ごした日々が、脳裏に巡った。
「嘘だ…!」
この星のみんなの顔が幾つも浮かんでは消えていった。
「嘘だ!嘘だ!!嘘だ…!!!」
最後にガランがこちらに振り向いて何か言っているように見えた。
どうやらこの星に長く居すぎてしまったみたいだ。
サキラは一つの星に居続けることができない。
そうゆう契約だから。
契約……それは、物質に魂が宿ることで生を受ける生命体が、個を獲得する際に世界との間で交わされた約束と伝えられているもの。その内容は様々で、他人に知られると命取りになる場合もある。
サキラはその世界の主人公になるという契約だった。世界というものは、主人公を中心にできている。絵画や物語と同じように。そして、主人公を忘失した世界というのは儚く脆く、やがて崩壊し、崩れ墜ちてしまう。今まで、サキラはその世界の主人公になる前に、人々の記憶に残る前に、その星を去っていた。だから、世界が滅びることはなかった。
けれど友人ができてきまった。帰る場所ができてしまった。初めて執着を知った。そして、いつの間にか、その世界の主人公になっていた。全部僕のせいだ。
僕は絶望した。その場に崩れおちる。ただその真実に、呆然と立ち尽くすすることしか出来なかった。
『この宇宙の何処かにあるとされる叶え星。そいつを呼び出すと、どんな願い事も一つ叶うと言うんだ。』
そういえば、昔ガランがこんな話をしていた気がする。
『俺の先祖は、元々、約束の地の魔力を司る一族のはみ出し者で、ある日堕星者に連れられてこの星に移住して来たらしい。約束の地は魔術と科学の融和が進んでいて、かつてその技術を使ってつくられたのが叶え星・カナエルだと言われてる。まぁ、実際にはかなり昔につくられたみたいで現在する資料も少なく、本当に実在するかどうかは誰にも解らないそうだが。』
僕は最後の希望に全てを賭けることにした。
確か、呼び出し方は、この近辺の星に一つずつある星の灯台の力を全て集めるんだっけ。
僕はこの星にある灯台に向かって走った。
「サキラ!どこに行くんだ!?」
「この星の運命を変えに行く!!」
「ちょっと、待て!おい!………あっちゃー…こうなったサキラは誰にも止められないな。」
■
「や……やった…!!思ってたより大変だったけど、ついに召喚した…!銀河の果ての叶え星・カナエルを!」
ここは銀河の果て、サキラの前にはどんな願いも一つだけ叶えてくれる叶え星・カナエルが現れていた。
ここまで来るのに本当に大変だった。
星の灯台の力を集める事よりも、どちらかと言うと敵と戦う方が、だが。
近辺の星は全て堕星者に侵略され、占拠されていた。その中で灯台の力を集めるもんだから想像以上に疲れてしまった。
そしてサキラは邪魔な敵を全て片っ端から倒していき、今やっとカナエルの前に辿り着いたのだ。
黄金の機械仕掛けの躰に純白の羽、胸に埋め込まれた赤紫のハートの宝石に、金色の髪。無表情な黒色の目には何も映っていなかった。
「貴方ノネガイヲ一つダケカナえて差し上げマス…」
「僕の願いは…」
サキラが願いを言おうとしたその時、サキラはハッと気付く。
サキラの周りは辺り一面堕星者で溢れかえっていたのだ。サキラがカナエルを呼び出そうとしている情報が漏れてしまい、近辺の堕星者がそれを阻止しようと集まって来ていた。
サキラとカナエルに向かって無数の攻撃が発射されているのが見えた。
サキラは焦った。
防御に専念すれば致命傷にはならないが、そうすれば敵は距離を詰めて来てまた交戦になるだろう。そのどさくさでカナエルに何かあったらたまったもんじゃない。
(数秒後には当たる!早く言わないと…!)
「あの星が…ドリームランドが滅びないようにして!!!!」
その瞬間、辺りが眩い光で覆われていった。
□
「はぁっ!?」
勢いよく起き上がった。謎に寒気と息切れがする。
…さっきのは、夢だったのか…?
…そうだ、全部思い出した。
ここは創られた世界なんだ。
□
「イヒヒ…誰もいないな…」
場面はかわり、時刻およそ午後3時21分頃、おやつをつまみ食いしにパチーカは調理室に侵入していた。
ごそっ
(物音…?いや、そんなことないか。)
ガタゴトゴトゴトっ…!
(やっぱりするわ!!気のせいじゃなかった!)
なんかこの展開前にもあったような…
確かにこの部屋の中から聞こえる。注意深く聞いてみると、音源は調理室の部屋の隅っこの方にある謎に大きい袋だということがわかった。恐る恐る袋に近づき、勇気を振り絞りゆっくりと袋の口を開いた。
「…?」
(…なんで?(硬直))
5歳ぐらいの子供が袋の中に入っていた。
じっとこちらをずっと見つめてくる。暗い袋の中でも二つの丸い黒い目はよく見えた。
「…えっと……君は…?」
「ぼくはきなこです。」
「…なんでこの中に入ってるのかな…??」
「なんか、お外は危ないからしばらくそこに入って待ってろって言われました。」
(捨て子なか?(衝撃))
「お家、どこだからわかる…?」
「…えっと、なんだか暗くて広くて寒い、いっぱい目がある場所です。」
(ガキの言葉わかんねぇ…!!)
「じゃ…じゃあ、お家に帰れるまでおにいちゃんと言っしょにいよっか。」
「はい。」
そう言いながら、子供は袋の中からガサゴソを音をたてながら出てきた。暗くてよく見えなかった服があらわになる。青みがかった黒い髪に、蛍光色の長いオレンジのマフラー。紺色のローブにスリットケープコートと、革のウェリントンブーツを履いていた。
…ギィ……
突然、調理室のドアが開く音がした。今度はなんだと思い後ろを振り返ると、ガランだということがわかった。
(なんだガランか…いや、つまみ食いがバレたらヤバい!!)
アイツ、食べ物のことになると急に怖くなるんだよなぁ。というか今きなこいるじゃん。余計にややこしくなりそう。
ガランはゆっくりとこちらに近づいてくる。
パチーカは焦った。
(…あ!なんかあったらボコせばいいじゃん!!)
そして最悪の発想に辿り着いた。脳筋かお前は。
ガランが目の前で立ち止まり、じっとこちらを見てくる。でもなんだろう、この妙に冷たい目線は。
ひゅっ
突如斧が頭に飛んできた。ギリギリでそれを避けた。
「ちょっと!いきなり何するんだよ!!」
「…」
パチーカは困惑する。こんなことは初めてだ。それに、斧が飛んで来るまで全く攻撃に気づけなかった。たった一振りで解った。以前戦ったときより、格段に動きのキレが上がっている。
ふと、きなこを心配して後ろを振り返った。きなこはローブの裾をぎゅっと掴み、冷や汗をだらだらと垂らしていた。
…どうやら倒すしかなさそうだ。
一瞬で目先まで近づき剣を振るう。が、瞬時に反応され斧で防がれてしまった。斧の質量に負け、そのまま弾かれる。体勢が崩れたところを、そのまま大振りで追撃を食われてきた。
(けど隙だらけだ…)
それをかわして、無防備になった腹部に攻撃を加える。
「っ!?…けほっ゙」
なんでだ。前はこんな技使ってなかった。パチーカが攻撃を加えようとしたところを、ガランはピタリと攻撃をやめ、瞬時に斧を横向きに変えて横振りをしてきたのだ。ぐちゃっという音と共に、パチーカは腹部に斧が当たり、その衝撃で倒れてしまった。重い躰を持ち上げ、次の攻撃に対応出来るよう膝立ちをする。腹部の出血を押さえた。痛い。熱い。寒い。血は収まることを知らず、じわじわと服を湿らしていく。蒼い宇宙色の瞳は反抗的な視線を大王に向けていた。常に形勢逆転を狙っている眼だ。
突如、扉の方から誰かが近づいてくる気配を感じた。
「…もうこんな国疲れました。僕がこの手で変えてみせます。」
今回はなんか過去編やら伏線やらでやたらと長くて、話が途切れ途切れになっちゃっておもんないんでおまけ書きました♪by作者
おまけ↓本文とは全く関係ない あとかなりゆるい
ギャグネタもう一度大切なことなので言っておくがネタ
誰にも元ネタがわからないパロディPart2:敵陣での出来事w
「チョット!?2人とも喧嘩はダメだよぉ!!?」
隣の部屋から何やら口論をしているのが聞こえた。ウチの側近と第二補佐官の声だ。ちなみに敬語は敬語でも丁寧語の穏やかなのが側近で、尊敬語の比較的元気なロリっ子のが第二補佐官ね。セリフだけじゃ解りにくいけど。ていうか敵陣の情報殆ど出てないのにこんなことしていいのか、作者。ギャグネタなんて出したらシリアス度とラスボスの格が下がる。…まぁそんなことはさておき、あの二人が喧嘩など珍しい。ルマは仲裁に入るべく慌ててドアに駆け込んだ。
「だ・か・ら!覇王様はツンデレなところが可愛いお方なのです!!!!」
「甘いですね。覇王様はツンデレに垣間見える、たまに素直なところが可愛らしいのです。」
「…ハ?」
想像していた口喧嘩ではなかった。二人が喧嘩している。それだけでも拍子抜けなのに、二人が言い争っている内容が自分のことだったのに驚きだ。理解するのに時間がかかり、その場でポカンとする。
「オマエラ何やってんの??」
「あっ、覇王様!今覇王様の可愛いところについて話し合っておりました。」
そしてルマのことなど気に留めず、口喧嘩がさらにヒートアップしていく。
「覇王様は疲れているのにお気づきになられずついつい作業に夢中になられてそのまま気づいたら寝オチしてるタイプなのですよ!!!」
「こないだは読書中に寝オチして私の肩にもたれて寝てましたよ!」
ちょっと待ってと言いたかった。何勝手に暴露してんだって。けどその隙もなかった。それにめっちゃ早口だな。句点のつけどころがない。絶対読者読みにくいだろうなぁ。
「覇王様は服を脱ぐときいつも手袋からお脱ぎになられるのです!!」
「いつもお風呂にアヒルの玩具浮かべてますよ!」
「ナンデ知ってるんだよッ!!」
この城の、防犯は、一体どうなってるんだ。
プライバシーの欠片もないなのか。
「この間の寝言は「たすけて…」でしたねぇ。」
「今日はベットから落ちておられました!」
「オォイ゙!ナンデ知ってんの!?ネェ、ナンデッ!?」
…キッモ……ヤダこの二人怖い。凄いを超えて怖い。
「あっ、覇王様、今日の下着って白ですよね?」
「いえ、白と迷って黒にしていましたよ。」
「…この変態ッ!!!出てけッ!!!!」
強引に攻撃魔術でぶっ飛ばした。
((一応身内なのに…))
※覇王様は女です。
キャラ紹介!! ゆるい…!
・サキラ
性別:男
趣味:食べ物こととお昼寝
種族:星の化身(無羽種)
年齢:外見27歳。実年齢?歳
身長:179cm
性格:優しい無愛想。おとなびている感じがする。正義感が強い。
見た目:鈍い桃色の髪に黒い(またはグレー)瞳。常にジト目。若干タレ目気味かも。ボサ毛度はパチーカと同じだが長さはサキラのほうが長い。黄色い髪飾りのようなものをしている。とても鈍いオレンジ(どちらかといえばオレンジがかったグレーの方がわかりやすいかも)の足ぐらいまであるマフラー、灰色のベルトで両手剣を背負っている。ブーツ(長い)を履いている。服は鈍い桃色のナポレオンジャケット(ケープコートみたいになってて裾が長い(?))に黒いタイツ(?)。腰に黒いベルトをしている。黒い革の手袋をしている。なんかよくわからんけどそんな感z((殴
余談:1月下旬生まれらしい。
・ガラン(サキラがいた頃のほう)
性別:男
趣味:食べることとだらけること
種族:約束の地の魔術派の末裔
年齢:外見:29歳。実年齢:33歳
身長:175cm
性格:普段はガサツだがやる時はやる。とてつもない苦労人。割と頭がまわる。国民思い。
見た目:くすんだ薄めの青色の髪に、海色の瞳。つり目でちょっと目つきが悪いかも。ボサ髪。後ろ髪を金の髪飾りでまとめており(結んだ髪の幅は細い)、髪は腰の辺りまである。赤黒い羽織を羽織っており、着物は鈍くて薄い黄色。帯びは羽織と同じ赤黒で、目立たないがオレンジで波模様と斑点が入っている。
余談:最近堕星者の動きが盛んで、近隣の星が次々と襲われていった。というのは嘘。ガランは星を守るため一族代々霊感や予知能力がなんやかんやで強く、なんか星が滅びる予知夢を見ちゃってどーしよーってなってた。食べ物は侵略された際の備蓄のため城にはない。別に倉庫にある。←つまみ食いはした。あくまで予知夢だった為、避難指示出しても信じてもらえず白い目で見られるのが解りきっていたので、とりあえず全員拉致った。
下の星マークを押して合計10こになると…
作者が喜びます。