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虚言の堕天使

虚言の堕天使

■■■■へ
お姉ちゃんはシスコンすぎて怨霊になっちゃったみたいです。


可愛い私の妹。美しくて、短慮で、詰めが甘くて、負けず嫌いで。身内の欲目と言われても、そんなところも可愛い私の、たった一人の…

私の妹

一部:日常編〜虚構
小さな星の平和な国ドリームランド。ある日、そこで魔物が暴れだすようになった。主人公・パチーカは魔物を倒していく。そしてそして、それとほぼ同時にやって来た謎の少女(?)と、異変を起こした張本人である覇王の過去に迫っていく。

二部:怨霊少女!!屍ちゃんの憂鬱〜即堕ち魔法少女は敵幹部〜

死んだ

年齢:当時11歳
死因:窒息死
11/2生―12/5没
補足:特になし

取り敢えず固有魔術でなんとか意識だけは肉体に留めてる。他は…まぁなんとかなるでしょ。

私はマナ。マーリジェスト家の長女で、ある日研究所のヤツらに捕まって…まぁ、要するに死んだ。転生したら最強だったとかそんな都合の良い話なんてなかった。死んだって現実は何も変わらなかった。妹みたいに歳に恵まれなかったただの平凡な私じゃ、やった分しかなんないの。けしてそれが、亀の歩みに過ぎなくても。今は自分らの仇と妹探して各地を巡り歩いてる。

【異変2】水砕画の付喪
「ただの‘偽物’なのにね」
かつて省みられる事がなかった名もなき絵画に怨恨が溜まり、現実世界に嫉妬する魔女へ変貌した。

気付いたら絵画の中に独り、私がいた。何故自分はここにいるのか、私は一体何者なのか、何もわからなかった。ただ唯一わかるのは、私はこの中から出られないこと。そして、私は人間ではないこと。きっと、‘付喪神’というやつなのだろう。かつて省みる事がなかった絵画に怨霊がつのって生まれた。絵空事の世界は自分を公にしなかった現実世界に対する嫉妬と、ぐちゃぐちゃな感情をぶちまけた背景以外何もなかった。常に変わり続けるマーブル模様の狂った背景。埋もれてしまいそうな心と絵の具で塗りつぶされた想い。この絵画の世界は、意図的に創られてないだけで、私が創ったのだと悟った。そして私に外の世界を知らせるのは、絵画の世界の中でも端っこの方にある、この額縁だけ。それだけは、絵画の世界で唯一光を放っていた。特にやることもなく、今日もそれに向かって挨拶をした。

生き別れた付喪神の姉妹と遠い昔にいた画家のお話。
—ようこそ、ドロテアの世界へ
虚言の堕天使 一部 虚言〜そして虚構
犬鬼灯の花が咲く
2025/05/02 14:47
無垢な愛と復讐の為に
2025/06/15 23:28
リンゴ酒と蛇の影
2025/07/08 00:56
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