46話 武田氏の動き
ハイペリアン乗組員
橘 幸太郎 日系アジア人 30歳 男性 大佐 艦長 総司令
坂本リョウマ 日系アジア人 28歳 男性 中佐 戦略参謀
西郷たかお 日系アジア人 28歳 男性 中佐 内政参謀 内政担当
大久保トシオ 日系アジア人 28歳 男性 中佐 外務参謀 外交担当
勝りん太郎 日系アジア人 25歳 男性 少佐 海軍参謀
乾タイスケ 日系アジア人 25歳 男性 少佐 陸軍参謀
福沢ゆー吉 日系アジア人 25歳 男性 少佐 財務参謀 財政全般
ヘレン ダルク フランス人 25歳 女性 少佐 医療参謀 医療技術
服部ハンゾウ 日系アジア人 25歳 男性 少佐 警察参謀 情報捜査
杉原 ねね 日系アジア人 20歳 女性 少佐 教育参謀
陸軍副参謀サユリ:戦略戦術立案用アンドロイド、日系アジア人20歳女性
平賀源内 鉄道省長官に 電化開発、家電開発
田中久重 科学技術省長官に 石油精製技術
鈴木茂雄 軍部技術開発部長 蒸気機関、デーゼルエンジン開発
志筑忠雄 軍部陸軍技師
川本幸民 軍部海軍技師
二宮忠八 軍部航空技師(次世代航空機の構想を持つ少年技師)航空機設計
橘商会 敦賀支店 支店長 道川兵三郎 元敦賀港の川舟座の頭
奥州地区 支店長 蠣崎義広 元安東家家臣
横須賀港 店長 蠣崎光広 元安東家家臣
長崎支店 支店長 長崎 一朗太 元長崎豪族
武田 信縄 甲斐国の守護大名・戦国大名。
甲斐守護職・甲斐源氏第17代当主。
武田氏14代当主。武田信玄の祖父
1496年10月中旬
躑躅ヶ崎館 御殿 武田 信縄
彼は、戦国時代の甲斐国の守護大名・戦国大名。
甲斐守護職・甲斐源氏第17代当主。
武田氏14代当主。武田信玄の祖父
重臣、 跡部 信秋が慌てて入って来た。
「殿、朝廷からの使者が来ております。お通ししても良いですか?」
信縄
「うむ、勿論じゃ。すぐにお通しせよ。それと、重臣達も
広間に集まる様にな!」
跡部信秋
「は!早速、伝えます。」
暫くすると、広間には、
武田家当主と重臣達が、平伏して朝廷の使者を
迎えるのであった。
すると、襖が開き、使者が上座に座り、一言、
「皆様、お顔をお上げください。」と言った。
信縄は、顔を上げて仰天した。
「私は、新政府、参議の足利義稙である。」
信縄
「ははー、上様、祝着至極に存じます。」
足利義稙
「もう上様じゃないよ。幕府は無くなったからな。
まあ、幕府は管領の意のままの傀儡政権で、足利家将軍家は、
既に名前だけのものだったのよ。
今は朝廷に仕えて日ノ本の為に働くのが、儂には合っているのだよ」
改まって義稙は、
「さて、信縄殿、今日は帝からの宣旨を持参したので、
良い返事を待っていますよ。」と微笑みながら、宣旨を
渡した。
信縄
「はい、参議様、畏れ多いことでございます。」と言いながら
宣旨を受け取ると、恐る恐る宣旨を開けて、中を確認した。
信縄
「すぐに、軍議を開きとうございますので、暫く
お待ちください。」
そう言うと、信縄は、重臣達と控えの間に移動したのだった。
跡部信秋
「殿、畏れながら、宣旨の内容とは如何に?」
信縄
「うむ、北条家との和睦の仲介じゃよ。
内容は、駿河国の大井川以西を武田領、以東を北条領とする事で、
不戦条約を結ぶという事じゃ。」
小山田 信有
「駿河国の半分と遠江国が手に入るとは、願ってもない好条件ですな。」
跡部信秋
「念願の海が手に入るのですな。これで堺と直接商いができますぞ。」
と嬉しそうに言った。
信縄
「うむ、この和睦が成立すれば、東の脅威は無くなったので、
西に三河、尾張に進めるな。
早速、参議様に仲介して貰い和睦しよう。」
数日後、武田氏と北条氏との和睦が成立したのだった。
内容は、10年間の不戦条約と通商条約であった。
尚、今川家は事実上分裂後、
武田家、北条家に吸収される事になった。
11月初旬
遠江国 舞阪湊に 橘商会のガレオン船が寄港した。
港の領民たちは、見た事も無い大きな船に、大騒ぎになり
南蛮人が攻めて来たと勘違いし、掛川城
に助けを求めた。
城主板垣 信泰は、
すぐに兵士100名を引き連れて
港まで直々にやってきたのだった。
板垣 信泰 武田家重臣
「なんと大きな船だな。和船では無いようじゃが、
どこから来たのじゃ?」
すると、家来がガレオン船から使者が来ていることを告げた。
家来
「は、使者の言う事では、蝦夷国の橘商会の船で、
交易のため寄港したとの事です。
尚、会長の橘幸太郎と言う者が、城主に面会を求めておりますが、
如何しますか?」
板垣 信泰
「うむ、分かった。城まで来るように、伝えろ。」と言って帰城した。
板垣 信泰は帰り道に、
橘商会の会長だと、蝦夷国が裏にいるのは間違いなかろう、
この件は、儂の手には余るので、殿に報告じゃ!と思い、
躑躅ヶ崎館に向かうのであった。
翌日、幸太郎は、数名の護衛アンドロイドと共に、
73式小型トラックに乗り込んで掛川城の正門で降りたった。
待っていた武田家の家臣たちは、73式小型トラックを
不思議そうな顔して見ているだけだった。
その中の上役らしい家臣が、
「橘殿ですね、どうぞ案内いたします。」と言って、
道案内をしたのだった。
幸太郎と護衛アンドロイドは、城内の控えの間に案内された。
すると、すぐに、広間に通された幸太郎は、
上座に座っている人物に、
平伏して、「お初にお目にかかります。
私は、蝦夷国の橘商会、会長の橘幸太郎と申します。」
すると上座に座っていた人物が、
「私は、武田家当主、武田 信縄である。
遠路はるばるご苦労であった。」
幸太郎
「信縄様、お目にかかれて光栄でございます。こちらは、
少ないですが、手土産に、越後の上布をお持ち致しました。」
武田 信縄
「ほう、貴重なものを、有り難く頂くぞ。
さて、お主は交易で来たと申したが、何を売ってくれるのかな?」
幸太郎
「はい、なんでも扱っておりますので、ご希望なものは揃えます。」
武田 信縄
「火縄銃や大筒を欲しいのだが?」
幸太郎
「もちろん、扱っておりますよ。購入したお客様には、
使い方も丁寧にご教授いたします。
今なら火縄銃1丁に付き10発の鉄砲玉をお付けできます。
大砲も1門に付き10発の砲弾もお付け致します。」と
最高の笑みで言った。
武田 信縄
「ほう、火縄銃500丁に鉄砲玉5万発、玉大砲10門に
弾丸1000発は欲しいのだが、いくらかかるか?」
幸太郎
「そうですね。」
と言いながら、携帯用端末を出して、クララに送信し、価格を
確認した。
クララから送信で
雨天仕様火縄銃は売価1石【当時の武士1年分の収入に半分】=銭1000文
500丁=500000文=125両
甲州金1両=4000文になります。
鉄砲玉50000発=250000文=62.5両
鉄砲玉=火薬込み100発あたり500文
カノン砲は10石=銭10000文 10門で100000文=25両
砲弾1発=50文 1000発で50000文=12.5両
この価格は、堺ルートの半額の価格です。
と送信されてきた。
幸太郎
「信縄様、蝦夷国製の雨天仕様火縄銃とカノン砲をすべて込みで
甲州金225両と、大変お値打ちの価格でご提供できますが
いかがでしょう。」
武田 信縄は勘定方の小山田弥太郎を呼んだ。
小山田弥太郎
「殿、資金的には大丈夫でございます。
私からも是非購入を進言致します。
間違いなく堺の半額でございます。」
武田 信縄
「うむ、早速来春までに手配を頼むぞ。」
幸太郎
「はい、承りました。」と平伏するのであった。
心中では、よし甲州金山は頂いたぞ!
と笑いを噛み締めたのであった。
12月に入ると、武田軍は、掛川城に少数の守備隊を置くと、
全軍で三河国に進軍を開始した。
この当時の三河国は、のちに徳川家康へつながる
松平氏が勢力を伸ばしつつある段階であり、
当主、松平長親岡崎を拠点にしつつも、
まだ国衆の連合体に近く、三河全域を完全に支配できていなかった。
武田軍は、圧倒的な軍勢と強力な騎馬隊で3日で岡崎城を落とすと
その勢いで三河湾奥に位置する現在の豊橋市の吉田湊、
西尾湊(西尾市):西尾城下に近い港。塩の積み出しで栄えた。
碧南湊(碧南市):矢作川河口にあり、木材や米の集散地。
幡豆湊(西尾市幡豆町):伊勢湾交易の中継地を
占領した。
なお、松平長親は落城する前に、一族で尾張国の織田家へ亡命した。
また、松平家の敗報を知った、山間部の国人領主の
吉良氏、鵜殿氏、戸田氏、酒井氏は武田家に臣従する事になり
ここに武田家が三河国を統一したのだった。
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