第44話 北条氏の動向
ハイペリアン乗組員
橘 幸太郎 日系アジア人 30歳 男性 大佐 艦長 総司令
坂本リョウマ 日系アジア人 28歳 男性 中佐 戦略参謀
西郷たかお 日系アジア人 28歳 男性 中佐 内政参謀 内政担当
大久保トシオ 日系アジア人 28歳 男性 中佐 外務参謀 外交担当
勝りん太郎 日系アジア人 25歳 男性 少佐 海軍参謀
乾タイスケ 日系アジア人 25歳 男性 少佐 陸軍参謀
福沢ゆー吉 日系アジア人 25歳 男性 少佐 財務参謀 財政全般
ヘレン ダルク フランス人 25歳 女性 少佐 医療参謀 医療技術
服部ハンゾウ 日系アジア人 25歳 男性 少佐 警察参謀 情報捜査
杉原 ねね 日系アジア人 20歳 女性 少佐 教育参謀
陸軍副参謀サユリ:戦略戦術立案用アンドロイド、日系アジア人20歳女性
平賀源内 鉄道省長官に 電化開発、家電開発
田中久重 科学技術省長官に 石油精製技術
鈴木茂雄 軍部技術開発部長 蒸気機関、デーゼルエンジン開発
志筑忠雄 軍部陸軍技師
川本幸民 軍部海軍技師
二宮忠八 軍部航空技師(次世代航空機の構想を持つ少年技師)航空機設計
橘商会 敦賀支店 支店長 道川兵三郎 元敦賀港の川舟座の頭
奥州地区 支店長 蠣崎義広 元安東家家臣
横須賀港 店長 蠣崎光広 元安東家家臣
長崎支店 支店長 長崎 一朗太 元長崎豪族
伊豆、相模国 大名 北条早雲 後北条氏当主
北条氏綱 2代目当主 経済、政治の才能有り
北条氏時 次男 軍事面の才能有り
北条氏広 三男 科学技術の才能有り
駿河
戦艦ハイペリアンの会議室
幸太郎
「クララ、北条の動きがどうかな?」
クララ
「はい、総司令
まず、北条早雲の動きですが、
1493年に堀越公方の足利茶々丸を滅ぼし、
伊豆国を平定しました。
すぐに、税を安くして領民の信頼を
得る事に成功しました。
1495年には小田原城を奪い、相模国をほぼ統一
致しました。
2カ国を平定してからは、
内政に力を入れて、検地や年貢制度の整備、
街道や港の整備を進めています。
また、小田原城下に市場を開き、商人を呼び込み、
税収を安定させる事に成功しています。
伊豆の韮山では港を整備し、海上交通と貿易も
盛んになり、橘商会を通して
乾物、鉄、硝石、上布を仕入れております。
輸出品は、米、麦が中心です。
尚、土肥金山と河津金山
の採掘権を橘商会が手に入れております。
利益の50%を北条家に渡す条件で管理運営も橘商会が行っております。
また、金の輸送のため採掘工場から横須賀港までの道路も完成し
順調に利益がでております。
北条家もその利益を元に、農地開拓のための蒸気重機を購入しております。
しかし、武田との戦いによる戦費が財政を圧迫してきているようです。」
幸太郎
「ほう、さすが早雲だね。想定どうりの領地経営だな。
ところで、今川家の様子はどんな感じ?」
クララ
「はい、史実とは違い、今川家の家督争いが長引いております。
その原因が、甲斐国です。
本来なら有力国人勢力の抗争から
乱国状態ののはずでしたが、
武田 信縄-【武田信玄の祖父】が甲斐国を
早々統一してしまった事です。
武田は領土拡大のため今川家のお家騒動に介入し
今川義忠の弟・小鹿範満
の後ろ盾になり遠江国、
駿河国西半分まで、勢力を伸ばして来ております。
なお、今川義忠の嫡男・今川氏親の後ろ盾に
北条早雲がなり、駿河国東半分を勢力圏にしております。」
幸太郎
「あれ、武田家の甲斐の統一は、息子の武田 信虎
だった気がしたんだけど、
これも、バタフライ効果かもな。」
クララ
「はい、世界各地からも史実とは異なる現象が起こっているとの
情報が入って来ております。
技術革新のスピードも早くなっている様です。」
幸太郎
「そうか、そうなると蝦夷国の技術の推進に、
もっと力を入れるようだね。」
坂本中佐
「そうなると、ガソリン機関、ジェットエンジンの開発も
急がせる必要がありますね。」
幸太郎
「うむ、科学技術省には迷惑かかるが、
設計図、模型の手配を頼むよ。」
クララ
「承知しました。」
坂本中佐
「総司令、朝廷に、北条氏と武田氏との和睦の仲介を頼むのは
どうでしょうか。
かつ、伊達氏とは不戦条約を結び、
上杉同盟と伊達氏の戦争の間に、国内の安定と殖産興業の
推進する事を具申いたします」
幸太郎
「うむ、採用だね。
戦いに巻き込まれた難民たちを北条家が、受け入れて
農地の開拓をさせる事もできるしね。」
服部少佐
「総司令、その件で報告があります。」
幸太郎
「なにかな?」
服部少佐
「上総国の有力国人の
真里谷武田氏の
調略に成功して新政府への臣従が決定しました。
この真里谷武田氏の新政府への臣従より他の国人たちも
新政府へ臣従する事にになり上総国は
戦わずして新政府の直轄地になる予定です。
先の里見水軍の戦いでの評判が、調略するのに 功を奏しました。」
幸太郎
「そうか、よくやったね。そうなると北条家も
そろそろ、新政府に取り込む時期かな?」
すこし考えて幸太郎
「そういえば、早雲から預かった息子達は、
様子はどうかな?
一度、帰郷させても良いかもな。
早雲も喜ぶだろうな。」
すると、
教育参謀の杉浦少佐が発言した。
「総司令、早雲殿の息子達は、なかなか物覚えも早く
将来が楽しみですよ。
特に長男の氏綱殿は、10才の若さにも関わらず、
数学の成績はトップクラスです。
すでに、貨幣経済の仕組みを理解できており、驚いております。
十分、領地経営もできますよ。
また、次男の氏時殿は、軍事戦術が好きで、
シュミレーターでも好成績を収めております。
軍の参謀にうってつけですね。
尚、三男の氏広殿は、もっぱら科学技術が関心あるようで、
黙々と、蒸気機関の仕組みを勉強しております。
まさに、三者三様の様子で後北条家の礎を作った者たちですね。」
幸太郎
「よしよし、では、俺が息子たちを小田原まで送っていこう。
では、今日の会議は、ここまでね。」
夏バテ気味で、アップが遅くなりすみません。




