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29話 アメリカ大陸侵攻3

登場人物

ハイペリアン乗組員

坂本リョウマ    日系アジア人 28歳 男性 中佐 戦略参謀 

西郷たかお     日系アジア人 28歳 男性 中佐 内政参謀 内政担当

大久保トシオ    日系アジア人 28歳 男性 中佐 外務参謀 外交担当

勝りん太郎     日系アジア人 25歳 男性 少佐 海軍参謀 

乾タイスケ     日系アジア人 25歳 男性 少佐 陸軍参謀

福沢ゆー吉     日系アジア人 25歳 男性 少佐 財務参謀  財政全般

ヘレン ダルク   フランス人  25歳 女性 少佐 医療参謀  医療技術

服部ハンゾウ    日系アジア人 25歳 男性 少佐 警察参謀  情報捜査

杉原 ねね     日系アジア人 20歳 女性 少佐 教育参謀 教育全般

ハワイ行政官 ハワイ人     ウール アインズ 内政用アンドロイド 50代男性


リマ港行政官  ポリネシア人   ナルサス オーエン内政用アンドロイド 30代男性


橘商会アメリカ支部長  呂宋助太郎(るそんすけたろう)  20歳 元堺の商人


ヴァージニア港行政官 ジョージ、カスター  30歳 男性 イギリス人アンドロイド

パナマ軍港行政官   マリアノ・リベラ   30歳 男性 ブラジル人アンドロイド



 1945年4月中旬


 勝少佐を乗せた,もがみ型1番護衛艦は、

 ヴァージニアに沖に転送していた。


挿絵(By みてみん)


 現在、サスケハノック族5000人の支配地であったが、

 周辺にはカトーバ、チェロキー、デラウェア、イロコイ部族がおり

 まさに戦国時代だった。


 勝少佐は上陸すると交易のため、新しく任命した

 ヴァージニア港行政官 ジョージ、カスターとともに

 サスケハノック族の酋長バサラに面会することにした。


 勝少佐

「はじめまして、私は東の国の蝦夷国からやって来た

 海軍参謀の勝りん太郎であります。お会いできて光栄です。」


 カスター行政官

「私は行政官のカスターと申します。」


 バサラ

「こちらこそ、遠路はるばるご苦労様です。

 しかしバカでかい船をお持ちですな。

 あんな船は見た事もないですぞ!

 なにか私どもにお話があるとの事ですが?」


 勝少佐

「はい、遅くなりましたが、

 交易のための港建設の許可を頂きに参りました。

 そしてこれは、僅かではございますが」と言って、

 いつもの贈り物セットの陶器、麻布、香辛料、

 飴、昆布、蝦夷銭、鉄製の剣、農具、を献上した。


 バサラ

「これはすごい!こんな品物見た事も無いですぞ。」

 と狂喜乱舞するのであった。


 うんうん、想定道理のリアクションだな。

 勝少佐は微笑して、すぐにヴァージニア港周辺の割譲と交易の開始、

 労働の提供などの条約を口頭で結んだ。


「識字率0%はやはり問題が大きな。」と考えた勝少佐は

 サスケハノック族から優秀な人を10人選抜して、

 ハイペリアンに転送して学習カプセルで外国語を読み書きと

 蝦夷国や日本の事、ヨーロッパの知識も記憶させた。


「ちょっと強引だが時間が無いから仕方がないな!」

 勝少佐は呟いた。


 そこへカスター行政官から報告がきた。


「勝少佐、イロコイ部族が港に突然攻めてきました。

 食料を奪いに来たようです。」


 もがみ型1番護衛艦 CIC(戦闘指揮所) 内、勝少佐

「そうか、すぐに工事を中断して原住民に

 避難指示を出してくれ。」


「了解しました。」


 勝少佐

「Mk 41 (ミサイル発射機)に無弾頭ミサイル用意。」


 クルー

「ミサイル発射準備完了しました。」


 イロコイ部族 酋長ハイアワサ

「さあ、皆の者、サスケノハック族の密偵からの報告だ!

 港には沢山の食料があるぞ!腹一杯食べれるぞ!

 よーし、全員戦闘開始じゃ!」


 二千人の兵士が槍を持ちながら攻め込んできた。

 先頭集団が港町まで500m迫った時、上空から沢山ミサイルが飛んで来て

 集団の先頭に着弾すると爆音と共に大きな穴が空いた、その時

 先頭を走っていた兵士100人程が爆風で10m程飛ばされたのであった。

 兵士たちは驚愕と恐怖で足がすくみ、それぞれ

「神の怒りじゃ! 助けて」と叫びながら戦線は崩壊した。


 イロコイ部族 酋長ハイアワサ

「全軍退却だ!神とは戦えん」と泣き顔で撤退したのだった。


 勝少佐

「これに懲りて当分は攻めて来ないかな。」


 一週間後、語学を学んだ5人は、学校の先生として

 軍港の中央地区に建設された専門学校に配属された。

 また、他の5人は行政庁舎の中で、カスター行政官の元

 今後のサスケハノック族の発展の指導を受けるのであった。


 4月下旬

 勝少佐は、カスター行政官に道路の拡張工事、周囲5kに

 城塞建設を指示した後パナマに向かった。


 勝少佐は、

 パナマ港に寄港すると軍港と運河の建設を開始した。

 この区域は、原住民のムイスカ人の村が点在している程度なので、

 今回は軍港と運河の建設を最優先で行なうことにした。


挿絵(By みてみん)


 24時間稼働の突貫工事で太平洋側大西洋側の軍港は10日で建設した。


 パナマ軍港はマリアノ・リベラに行政官を任命した。

 尚、運河はハイペリオンから大型掘削機を4台転送してもらい

 蒸気船が往来できる幅を太平洋側と大西洋側と両方から掘削を開始し、

 直線で全長160Kを繋げることにした。


 掘削機は1ミスリル製ドリルを搭載し1日当たり1K進むことが

 できるので約80日で運河が開通した。


 その間、勝少佐はリベラ行政官に指示をして、

 見物に来る原住民のムイスカ人たちには、危害を加えない事や、

 食料を配給することにした。

 すると、周辺の村の人々に信頼が芽生えていったのであった。


 問題は、この世界のコロンビアを支配するムイスカ連邦である。

 クララからの情報でこの連邦には絶対的な君主が存在しない

 ボゴタを首都とした緩やかな連合との事なので、

 連邦側からの接触がない限り中立の立場にいると事にした。


 しかし、これだけ大掛かりな工事を進めると、噂が噂を

 呼ぶのはどこの世界でも同じで、見たこのもない重機を見たさに

 周辺のムイスカ人たちが集まって来たのであった。


 そのうち、その見物人を目当てに商店ができ始め、蝦夷国が

 配給する食料を目当てに困窮している人たちが集落を作り始めるのであった。


 そんな様子を見ていた勝少佐は、軍港の城塞の前に救護用コンテナハウスを

 建設して急病人の治療と伝染病の予防接種を始めるのだった。

 リベラ行政官は、予防接種を受けた健康な人達に

 人足の募集開始した。

 数日で1万人程のムイスカ人が集まったので、道路建設のため

 人足小屋や給食センターの建設を開始したのであった。


 この道路工事は全長600Kあるバランカベルメハまでの

 道路建設であった。

 ここは南米最大の油田とガス田があるので将来的に油田開発のため

 総司令の橘幸太郎から依頼された最重要案件であった。

 アンドロイドの調査チームを派遣して地質調査開始した。


 4月末になって

 ハイペリアンの司令室からの連絡があった。


 幸太郎

「勝少佐、お疲れのところすまないが、パナマ軍港が

 終わったら、大久保中佐の代わりにブエノスアイレスに回って

 軍港を建設して貰いたいんだが良いかな。」


 勝少佐

「もしかしたら、細川政元が動き出したのですか?」


 幸太郎

「そうなんだよね。来月にも兵を連れて京に上洛しそうなんだ。

 そのため、外務参謀の大久保が必要になったのでお願いするよ。」


 勝少佐

「了解しました。」

 勝少佐

「リベラ行政官、早速、私はブエノスアイレスに行くので

 後の事は任せるよ。何あればクララと打ち合わせてくれ。」


 リベラ行政官

「はい、少佐、了解いたしました。」


 翌日、勝少佐は、南米のブエノスアイレスに向かったのであった。





この回で一旦、アメリカ大陸編は終了して、日本へ話を戻します。

投稿が送れて申し訳ありません。


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