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18話 長尾家 鉄砲入手

ハイペリアン乗組員

坂本リョウマ    日系アジア人 28歳 男性 中佐 戦略参謀 

西郷たかお     日系アジア人 28歳 男性 中佐 内政参謀 内政担当

大久保トシオ    日系アジア人 28歳 男性 中佐 外務参謀 外交担当

勝りん太郎     日系アジア人 25歳 男性 少佐 海軍参謀 

乾タイスケ     日系アジア人 25歳 男性 少佐 陸軍参謀

福沢ゆー吉     日系アジア人 25歳 男性 少佐 財務参謀  財政全般

ヘレン ダルク   フランス人  25歳 女性 少佐 医療参謀  医療技術

服部ハンゾウ    日系アジア人 25歳 男性 少佐 警察参謀  情報捜査

杉原 ねね     日系アジア人 20歳 女性 少佐 教育参謀 教育全般


ハワイ行政官 ウール アインズ 内政用アンドロイド 初老白人男性

小樽行政官  徳川秀忠     内政用アンドロイド 日系アジア30代

那覇港基地司令官  一条 実  万能アンドロイド(日系 30代 男 髭が合う学者風の風貌)


橘商会 敦賀支店 支店長  道川兵三郎 元敦賀港の川舟座の頭

    奥州地区 支店長  蠣崎義広  元安東家家臣

    

陸奥国 八戸根城城主  南部なんぶ 信義のぶよし南部氏21代当主 

            南部なんぶ 信時のぶとき南部氏20代当主

越後国 春日山城城主  長尾能景ながお よしかげ 長尾氏6代当主

            長尾為景ながお ためかげ 長尾氏7代当主

    重臣  上杉うえすぎ 定実さだざね直江親綱なおえおやつな

越前国 一乗谷城城主 朝倉貞景あさくらさだかげ 朝倉9代当主 

    重臣 朝倉宗滴

紀伊国 広城城主 畠山 尚順はたけやまひさのぶ畠山尾州家

肥前国 日野江城城主  有馬尚鑑ありまひさあき有馬家当主

    重臣 長崎一朗太(蝦夷国に臣従する形で兼務する二足のわらじ的な感じ)

 1494年 8月

 蝦夷国への視察の長尾家一行は柏崎港から蝦夷国の護衛艦で

 小樽港に行ったのだが初めて護衛艦を見た

 港の人たちは大騒ぎであった。


挿絵(By みてみん)


 今までガレオン船は見慣れた領民は

 帆も無く動く巨大な戦艦を驚愕な目で見ていたのだった。

 長尾家一行も同じ様に、初めて見る軍艦に目が点であった。


 小樽港に到着した一行は、小樽行政官徳川秀忠に案内されて

 港町の見学して、札幌城内のゲストルームで一晩過ごした。


 長尾家重臣、上杉うえすぎ 定実さだざね

「殿、この国はどうなっているのやら。

 舗装された平らな道路、煙を吐いて動く荷馬車、

 特に鉄の棒の上を走る蒸気機関車とやらには恐怖を覚えましたぞ!」


 長尾家重臣、直江親綱なおえおやつな

「私は、全ての建物にガラスが入っており、建物は木造では無く

 煉瓦作りであり技術の高さに驚くばかりでございます

 また、夜になると道路には提灯が点灯するので、暗くなっても

 商売ができる様ですぞ。」


 長尾能景ながお よしかげ 

「わしは、あの帆の無い戦艦に乗った時は、この世の物では無いと思ったぞ!

 この相手に戦うことは滅亡する事だと悟ったよ!

 我が家の存続のためにも、蝦夷国に従うぞ、皆の者の良いな。」

 その場にいた全員が同意した。


 蝦夷国について


 小樽港から札幌城一帯は、既に開発工事が完了しており、札幌城を中心に

 四車線道路が放物線状に出来ており、まるで2020年代の東京の皇居の

 周りの道路の様であった。

 鉄道網は、小樽を起点として、北は稚内、南は函館、東は室蘭、

 網走まで完成しており、石炭など鉱物資源の輸送を担っていた。

 尚、宗谷、留萌、釧路の各炭田の隣に石炭火力発電所を

 建設し、道路建設と一緒に電線ケーブルを道路下に埋設した。

 この電力網によって、札幌城、小樽、函館、留萌、釧路の各政府施設には

 照明が入り、24時間働ける様になった。

 また、札幌、函館の市街地区の道路には

 街灯が17時から6時まで点灯出来るようになった。

 但し、一般家庭までは給電できないので、行灯と菜種油を配給した。

 魚油は臭いと煤が酷いので、菜種油生産の一択になった。

 そこで、政府指導の元、釧路平野で菜の花畑を

 難民たちに開拓させていた。

 その後、国内一の生産高になり、莫大な富をもたらす事になる。


 札幌城内 迎賓館


 大きな四角いテーブルの向かい側に

 長尾家一行が並び

 こちら側に国王の橘幸太郎、副司令 坂本リョウマ、

 などの面々が座って謁見が始まった。


 蝦夷国王 橘幸太郎

「長尾殿、遠路はるばるご苦労様でした。

 我が国の印象はどうですか?

 明日からは、軍事施設、教育施設を見てもらおうと思いますので

 ごゆるりとして下さい。」


 長尾能景

「国王、こちらこそ、素晴らしい国を拝見させて頂き感謝の念に堪えません。

 今後は、少しでも勉強させてもらいたく存じ上げます。」


 幸太郎

「そんな堅苦しくされず、のんびり楽しんでくだされ。」


 そんな感じで、謁見は終わった。


 その日は、長尾家一行は札幌城の大浴場へ案内され、

 旅の疲れを癒すのであった。

 翌日からは、海軍施設、陸軍施設、医療施設、学校施設、石炭工場、を

 一週間かけて視察したのであった。

 特に陸軍学校の鉄砲の訓練には、長尾家の皆が率先して参加していた。


【蝦夷国の陸軍標準の歩兵銃について】

 エンフィールド銃のコピーである。

 設計年は1854年イギリス製のパーカッションロック式の前装式小銃

 発射速度2-4発/分 銃口初速 385.88 m/毎秒

 有効射程900 m

 日本では幕末の1864年頃から輸入されるようになり、

 戊辰戦争でもっとも多く使用された。


 ちなみに、この時代に伝わった火縄銃の射程距離は最大500m

 だが、甲冑を貫通するほどの威力があったのは50m程であった。

 よって、エンフィールド銃の圧倒的強さがわかると思う。

 ただ、薬きょうに金がかかるが難点であった。



挿絵(By みてみん)


1494年の1月に

 ハイペリアンの工場で試作させた見本を元に

 小樽の軍事工場の元鍛治職人を総動員して半年で

 完成させたものであった。

 現在月間100丁のペースで生産されていた。

 薬きょうも月産1万個の生産体制が整っていた。

 尚、蝦夷国国防軍2000人、ハワイ軍500人、に実戦配備済であった。

 また、現在、朝廷の親衛隊500人が射撃訓練をしていた。


 長尾家重臣、直江親綱なおえおやつな

「殿、この鉄砲が有れば、武田も、蘆名も、最上も、

 一向一揆も恐れに足らずですな。」


 視察も終盤を迎えたある日、国王から会談の申し出があった。


 札幌城 迎賓館 

 長尾親子が待っていると幸太郎が入ってきたが、後ろから見たことが

 ある二人が入って来た時は、能景親子は飛び跳ねるほど驚いた。


 これは、上様 と親王様 と言うなり

 椅子から降りて平伏したのだった。


 補足  

 上様 足利義稙 第10代征夷大将軍

 勝人親王のちの第104代天皇 後柏原天皇


 すぐに幸太郎は二人に、

「驚かしてしまってすみませんでしたね。

 さあさあ、椅子にお座りください」 と 促した。


 長尾能景

「お久しぶりでございます。上様 親王様。

 これは、長男の為景ためかげでございます。」


 会談は、今の世界情勢から今後の日本の方向性を話し合い

 長尾家の新政府に加入する事が決定したのであった。

 その後、安東忠季、朝倉貞景、畠山 尚順、有馬尚鑑が会議に参加し

 奥州、北陸、紀伊、九州北部からなる軍事同盟が結ばれた。


 軍事同盟締結同時に各大名には、蝦夷国からエンフィールド銃を

 各100丁ずつ無償供与する事とになった。

 なお、薬きょうは橘商会から購入するになる。

 各大名家からは鉄砲訓練のため選抜メンバーを

 小樽陸軍学校に入学させる事になるのだが、その中に

 長尾為景、朝倉あさくら 宗滴そうてきがいたのだが

 後の新政府の陸軍大将になる人たちであった。











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