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16話 安東水軍

ハイペリアン乗組員


 坂本リョウマ    日系アジア人 28歳 男性 中佐 戦略参謀 


 西郷たかお     日系アジア人 28歳 男性 中佐 内政参謀 内政担当


 大久保トシオ    日系アジア人 28歳 男性 中佐 外務参謀 外交担当


 勝りん太郎     日系アジア人 25歳 男性 少佐 海軍参謀 


 乾タイスケ     日系アジア人 25歳 男性 少佐 陸軍参謀


 福沢ゆー吉     日系アジア人 25歳 男性 少佐 財務参謀  財政全般


 ヘレン ダルク   フランス人  25歳 女性 少佐 医療参謀  医療技術


 服部ハンゾウ    日系アジア人 25歳 男性 少佐 警察参謀  情報捜査

小樽行

 杉原 ねね     日系アジア人 20歳 女性 少佐 教育参謀 教育全般 




ハワイ行政官 ウール アインズ 内政用アンドロイド 初老白人男性


小樽行政官  徳川秀忠     内政用アンドロイド 日系アジア30代


出羽国  檜山城城主  安東忠季ただすえ 5代当主 30万石

            安東尋季ひろすえ 6代当主

 1494年7月

 札幌城 応接間

 正面テーブルには正面に橘幸太郎


 安東尋季あんどうひろすえ

「国王、お願いがございます。聞くところによると、

 芸予諸島の村上水軍が蝦夷国で操船技術を学んでいると

 お聞きしました。

 是非、私に蝦夷国水軍の技術を教えてもらう事はできませんか。

 これから、朝廷を支えるためにも強く成りたいのです。」

 橘幸太郎

「うむ、その心意気、嫌いじゃないよ。

 まず、我が国の職業訓練学校に入って基礎から学んでもらうよ。

 そうだねぇ 安東水軍は何人いるのかね。」

 安東尋季

「はい、総勢1000名です。戦力は安宅船10隻、関船50隻、

 小早100隻でどざいます。」

 橘幸太郎

「よし、100人を受け入れて基礎から学んでもらうよ。

 ただし、学問には貧富身分の差はないので、大名でも公家でも

 平等に学んで貰うからね。」


 数日後 安宅船で小樽港に入港した安東水軍の者は,

 職業訓練学校入校し午前中は船の基礎知識、戦術知識、

 午後からは練習船に乗り込んで操船訓練を行うのであった。

 半年後、尋季と水軍衆100人は無事卒業して行き、安東水軍の

 近代化に寄与するのであった。

 その際に南部家から得た賠償金で蝦夷国から購入した

 ガレオン船3隻に乗船して土崎港に凱旋した。


 挿絵(By みてみん)


 土崎港まで出迎えに来ていた安東忠季あんどうただすえ

 ガレオン船を見て感無量であった。

 儂もついにガレオン船持ちじゃ、これで朝廷のお役に

 立てるな。


 安東尋季あんどうひろすえ

「父上のお迎えありがとうございます。

 このガレオン船はどうですか?

 この日本でこの船を持っているのは、安東水軍だけですぞ。

 近日中に領内に残っている水軍衆にガレオン船の訓練を行います。

 年内にも2隻購入して、戸崎港ー小樽港ー敦賀港の定期ルートを

 確立する予定です。」

 

 安東忠季あんどうただすえ

 「うむ、ご苦労である。

 既に、戸崎港には、水軍練習場を建設したので、

 900人の水軍衆が待ちわびておるぞ!」

 

 安東尋季あんどうひろすえ

 「承知致しました。

 さっそく、明日から操船技術を基本から教えまする。」



 ここに、奥州から敦賀港までの制海権を安東水軍が握る事に

 なるのであった。




 時系列は遡って、7月

 ハイペリアン 司令室

 クララ

「総司令、小樽行政官の徳川秀忠よりの連絡です。

 安東家からガレオン船の購入依頼が入っております。」


 幸太郎

「そうか!ところで、

 蒸気船の開発はどこまで進んでいるのかな?」


 クララ

 はい、丁度試作艦が完成したので、見てほしいとの

 連絡が造船所から来ております。

 

 幸太郎

 「ほう、早いね

 早速、見に行こうかな」


 幸太郎は、戦略参謀の坂本中佐、海軍参謀の勝少佐を連れて、

 小樽造船所に向かった。

 造船所の前には、既に所長の鈴木茂雄(元堺の鍛治職人)が

 待っており笑顔で挨拶をいた。


 茂雄

 「総司令、やっと完成しました。

 総司令から頂いた設計図を元に作った物ですが、

 蒸気機関は

 2軸・3段膨張式蒸気機関・ボイラー25基

 主機2気筒横置傾斜直動機関 1基

 推進2翼引き上げ式プロペラ、1軸

 15,000馬力 3本マスト 最大18ノット(約33.3 km/h)

 燃料石炭 乗員数約830名(戦時)

 種類装備数備考

 主砲12インチ(305mm)連装砲 × 2基(計4門)

 副砲6インチ(152mm)単装砲 × 14門舷側配置

 速射砲12ポンド砲 × 20門、3ポンド砲 × 8門小型艦・魚雷艇対策


 こんな感じで仕上げました。テスト航海は村上海軍衆、

 アイヌ水軍衆を使って

 小樽港から函館港の往復10回、その間に射撃訓練を

 行なっていますが、

 命中率が10%まで上がりましたが、これ以上が難題です。」



挿絵(By みてみん)



 幸太郎

「良い出来ではないかな。いやいや、オーバースペックだよな~

 命中率も10%なら及第点っと言った所だよ。1920年当時の

 世界最高水準の日本海軍でさえ10%も行かなかったからね。

 艦砲射撃は威嚇、援護、湾岸都市攻撃で使用するからね。

 まあ、この時代なら戦艦同士なら、火縄銃でも問題ないしね。」


「これで我が海軍も、蒸気船の時代に突入ですね」

 とニコニコしながら勝少佐が話すのであった。

 幸太郎は茂雄に向かって

「よし、年内までに小樽港、真珠湾、長崎港、に各5隻づつ

 配備出来る様に手配してくれ。

 人手が足らなければ、手配するので内政参謀の

 西郷少佐に話してね。


 余ったガレオン船は、安東水軍に払い下げて良いぞ。

 残りのガレオン船は、敦賀港に朝廷直轄海軍として5隻を無償供与し

 橘屋を通して琉球国に3隻、新政府側の大名の九州の有馬家

 に3隻買ってもらおう。」













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