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甘い言葉でハートを射抜かれ婚約しましたが、その婚約者に銃弾でハートを射抜かれました。二度目の人生では、こうはいきませんよ?

作者:中森
「悪いのは君だ。こんなことになったのは、全部君のせいだよ。僕が『彼女』を救うには、こうするしかないんだ!」

 伯爵令嬢である私、クリスタ・ランドールは、婚約者であるメイソン・レクスラーに銃口を向けられていた。
 いったい、どうしてこんなことになったのかしら……。
 どうして彼が、私に銃口を向けているの?

 彼と私は、お互いに愛し合っている。
 彼は伯爵家の次期当主だけれど、私たちは恋愛の末に婚約をした。
 それなのに、どうしてこんなことになったの?
 愛し合っていると思っていたのは、私だけなの?

 私を裏切るなんて、よくもそんなこと──。

「さようなら」

 彼は、銃の引き金を引いた。

 一瞬の出来事だった。
 私は痛みを感じる暇もなく、意識が薄れていくのを感じた。
 
 そしてすぐに、何も感じなくなった……。

     *

 周りは真っ暗で、何も見えない。
 それに、何も聞こえない。

 そうか……、私は、死んだのね……。
 
 それ以外に、考えようがない。
 今は、わずかな意識だけが残っている。
 その間に、私は人生を振り返っていた。

 何度考えても、どうしてこんなことになったのか、まるでわからなかった。
 私は(心理的な意味で)メイソンにハートを射抜かれ、彼と婚約した。
 それなのに、(物理的な意味で)彼にハートを射抜かれてしまった。
 まったく意味が分からない。

 せめて、理由くらいは知りたかった。
 そして、私のことを裏切った彼に、何らかの制裁を加えたい。
 あぁ、人生をやり直せたらいいのになぁ。
 もし二度目の人生があれば、あんな結果には絶対にならないのに……。

 そんな願いが神様に通じたのか、なんと、私はもう一度人生をやり直すことになるのである。

この作品はアルファポリスにも投稿しています。
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