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探偵団推理より調査  作者: 橘 洸太
第一章  密室の殺人
3/4

現場検証


「ここが現場げんばか」


 俺は今例の事件現場を見に、被害者の自宅の20階建てのビルの最上階にきたところだ。


,,,,,,,,


 む・ところで皆さん何故俺は、こんな所にいるか謎に思っている人もいるだろうからちょっとだけ前回までの話をまとめて見ようと思います。

 前回までのあらすじ

:片山の才能を見込んだ刑事の篤は、警察によく協力してるというある探偵団と一緒に事件の解決に力を貸すことになった。

 とここまでが前回までのあらすじだが、ここで一つ付けたしときたいことがある。

 それは、俺が篤から才能を見込まれたと言うところだ。これは、あくまで片山の妄想に過ぎないが片山は、ある事件を調べているのだがいつも警察が来るよりも一歩早く現場に来ていることを警察が知って片山の見張り目的で俺を警察の調査に協力させているんじゃないのかと考えている。 

,,,,,,,,

 

 さてさてさーて、そろそろ話を戻しましょうか。


 というわけで今、幸吉の案内のもと片山と探偵さんの三人で事件現場を見に来たところです。



「それでどの部屋なんだ?」


「右奥の部屋だよ」

 

 俺は、言われた通りに奥まで歩いて行くとそこには、黄色のテープに関係者以外立ち入り禁止と書かれた規制線の貼られた扉があった。


「事件発生時この扉は、鍵がかけられていたらしい。ちなみにオートロックでもなければ、鍵も部屋の中だ。」


「ふむふむ。というと密室殺人だといいたいのか?」


「そうだ」


「ちなみに合鍵は、見つかっているのかい。」


「いや、見つかってない。だが我々が密室殺人だと判断したのは、ここ所じゃないんだ。」


「で、その部屋は?」


「この先のリビングの左の部屋だ」


 幸吉が言った場所に行くとそこには、茶色の棚に大量の本が入った本棚が所狭しと部屋の両サイドの埋め尽くしている光景が目に飛び込んで来た。


 部屋の奥には、入口の方を向いた机とイスが一つずつ置いてあった。

 

 そして扉を見てみると確かに内側から、鍵をかけることができるようになってるけど外側からは、開けられないタイプの作りだ。

 それにしてもかなり力ずくで開けたようだ。


 なんせ今俺の前にある扉は、ノブの部分がとれていてドア全体にひびが入っているからな。


「確かにこれは、密室殺人で間違いないようだ。」


「やはり君もそう思うか。」


「それで事件の詳細俺にも、教えてくれないか。」


「被害者は、山口やまぐち 大和やまと 建設関係の会社の社長で、二週間前に右胸をサバイナルナイフで刺されているところが発見された。発見されたのは、二週間前だが死亡日は、発見日の三日前か四日前だと思われる。第一発見者は、ここの管理人の、柊木ひいらぎ 真昼まひる という人が発見したそうです。」


「死亡時刻もうちょっと正確に出せないのか?」


「残念ながら発見が遅れたせいで正確な時間までは、だせないんだ。」


「そうか」 


「他にはなにか質問あるか?」


「被害者に、刺傷以外に何か傷は、あったか?」


「いえほかは、特に目立った外傷は、ありません。」


「自殺の可能性は、ないのか?」  


「ない。遺言書もないしそもそも自分でここまで深くナイフを刺すことができない。」


 今この部屋に死体は、無いが幸吉の話によるとかなり深く刺さっていたようだ。俺は、もう一度部屋の中をみた。俺は、部屋の真ん中にある実務机のところまで行きその裏を見た。そこには、机から少し離れたところにイスがあってイスと机の間には、赤色のフローリングの床がある。


「どうだなんかわかったか?」


 俺が、床を見ている時ここに来てまだ一言も喋ってない、探偵さんが静かな声で聞いてきた。


「いや残念だがこれだけでは、まんとも言えないな」


「そうか」


「この現場写真撮っていいか?」


「構いませんけどここで撮った写真は、絶対部外者に見せることがないようにしてください。」


「了解」


 俺は、ズボンのポケットからスマホを出して現場を満遍なく撮影していると、「ぐーう」俺のお腹の音が部屋に鳴り響いた。


「片山、お腹すいたのか?」


「そういえば留置場を出てからまだ何も食べてなかったな。」


「それじゃあ探偵社に来るか?どうせ今夜寝る場所ないんだろ。」


「大丈夫だ、寝る場所ぐらい自分で見つけるよ。」


 とな感じで言い合いをして最終的には、片山が負けて探偵社に行くことになりました。



 久しぶりの投稿遅くなってすみません。

次回

 探偵社に侵入

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