40◆帰還して雑談する
投稿ミスで昨日二話分投稿してます。
「じゃあな!」
「声をかけてくれてありがとうな!」
「またねお兄様たち!」
「おう!しっかりな」
調査の報告は《三本の剣》がしたのでオレ達がやることはない。
依頼の報奨金も多くはないが受け取ったので全員で分配できた。
ギルドの貢献にもなったのでランクの稼ぎにもなっただろう。
「「ありがとうございます」」
「ちゃんと渡したわよ!」
「まあ、うちの方針だとなるべく装備強化に充ててるよ」
「そうね!でも毎日の食事も大事よ!」
「ん、食べよう!」
酒場によって食事となった。
「目的ってのは話せない内容なのか?」
「ええまあ。迷宮と予言に関することと言っておきましょう」
「へー。なんだか難しそうだな」
「ところで素敵なカバンね!」
「ありがとうございます。長旅に備えて上質なものを求めてきたのです」
「やっぱり!いい物だと思ったわ!」
勝手に開いたり閉じたりしているようにも見えるが、疲れているのだろうか。
誰も言わないし、気にしないことにした。
「護衛はなにするの?」
「まあ、女の一人旅より男がいた方がトラブルが少ないってぐらいだな」
「「「ああー」」」
「フラバスさんモテそうだものね」
「ラベトリオだってモテそうよ。盾持ちだしね!」
「なんなんだ、その基準は…」
「気にしないで!」
「ふむ」
「意外とガラアック達がやるのはわかったからな。次もうまく連携したいな」
「今の所、荒れ地にある中級の風の迷宮に潜ってるんだ。そこで確認しよう」
「トレント狩りがメイン」
「そうね!きっと先に進めるようになると思うけど、確認は大切だわ!」
「よろしく頼むよ」
「こちらこそ。《癒し手》とも組むのは初めてなんだ。何かやりにくいこととかあったら言ってくれ」
「はい。承りました」
「ところで、この辺りで実力のある戦士というとどなたの名が上がりますか?」
「監視所のグリーブス、アームスが頭一つ抜けてるかなあ。ミルトリンクラスってことだろう?難しいな」
「そこまで行かなくても聞いておきたいですね」
「弓を習ったギルドのギャグスカードに戦士のドコヴァックだって相当な使い手だと思うな」
「やっぱり上を目指してるんだな。次の仲間選びか」
「そういうわけではないんですが。強い戦士のお話は興味あるのですよ」
「ふーん」
「まあフラバスさんは戦士の武勇譚好きなんですよ」
うなづいてラベトリオがフォローする。
「あら」
「まあ」
「強い戦士は人気が出るもんだからな」
「そういうことね!私も各地の戦士のお話は興味あるわ!」
「オレもあるぞ」
「んーそこまでにゃい」
酒場での会話が弾む。
冒険者の噂話は尽きることがなかった。
イワバランドの削岩匠の落盤話に始まり、ラベトリオは話し上手だった。
長く旅をしているというから苦労人なのかもしれない。
タカイダイーチが初めてだとはいわなかった。
楽しんでいただけたら幸いです。




