1. デスゲーム生存者の遺した文書
・筆者のとった作戦
デスゲーム参加時点で既に筆者は、本エッセイのためのデータを取るべく以下の点を重視してプロットの制作をはじめた。
・なろうにおける本流から少し外す
・自分の書きたいジャンルを書く
・投稿を始めたら、必ず毎日投稿する
また、本格的に初心者であることを如実にすべくTwitterのアカウントを新規に作成した上で、そのアカウントを用いて宣伝等を実施。この宣伝も投稿当初は行わず、間隔を開けて実行した。
本デスゲームでの当該作品は、現在の『小説家になろう』を席巻している悪役令嬢ものでも、ざまぁ系にも属さない上に、チートも使わない。タイトルは本タイトルのままではどのような内容か分かりにくいためサブタイトルを導入。合計文字数が40文字程度に落ち着き、タイトルだけはなろうっぽさを演出できたと自負している。
タグは12個設置。ただし、『主人公≠最強』というタグを設置した。これはプロットを書く上で、必ずしも主人公が無双するわけではないので、少し負けそうになるだけで作品を見限るストレスフルな読者様を引きつけない為の立て看板といったところか。
以上の設定を行った上で、ゲーム終了の10月19日まで毎日投稿を行った。時間にゆらぎこそあるものの、毎日投稿を行うことに関してはかなり大変な部分が存在した。この点に関しては後述する。
・PV数の経過
合計PV数の変遷は以下のグラフの通りである。
いかにも底辺なろう作家のPV数というデータを取ることができた。PV数という面で見ても1000PVを越えるのに2週間もかかっているようでは到底RTAとは言いがたい。
・文字数
1話あたり4000から5000文字を目処に執筆。このペースで毎日書くのは正直大変だった。途中から最低3000文字をラインに書いたが、それでも1話書き切るのに1時間ちょっとかかる。タイピングが早いことがここで救われることになるとは……
・結果
なんと23位に残ることができた。なんで?(純粋なる疑問)
・その他
ブクマ数は9、感想数は1と、0じゃなくて良かったねと言ったところ。Twitterを本格的に動かした投稿6日目前後で多少の増加はしたもののこれでは焼け石に水である。しかし、この内容で感想が飛んできたというのは正直嬉しいものがある。個人的には評価ポイント0を覚悟していたので、その点だけは予想外。