完結
「ぶひいいいいいいいいいいいい!」
空から豚の鳴き声が聞こえた。
お、わかってくれた?わかってくれたならいいわ。
さっきまでの大きな事故は水に流そう。
無敵だからね。これぐらい大丈夫だ。
周りをみわたす。なんだか、ありきたりな見慣れた風景・・・
地球と同じような地面があり、草がたくさん生えてるな。
勘違いしてないと思うが一応、別におかしいわけではない。
(たまにネットスラング的な意味と間違える人もいるので)
遠くには・・・山が見えるな・・・山に囲まれた場所のよう。
地球で言う、のどかな田舎風景といったところだ。
ちょっと歩くか。
ここでチートを使用して、空飛んだり、高度な文明の乗り物を
召喚したりもできるが、足をもって生まれてきてるのに、歩かない
のはどうなんだろうねえ、という気持ちがあるため歩く。
15分ほど歩く。
「どこかに町や村はないのか?」
一人で歩くのもなんか暇になってきた。
まあ今回は下見。元の世界に帰ろう。
「う~~~~ん、go back home」
なんで英語やねん、ってつっこみはなしやで。
お、体中が眩しく光りだした!
いけそうだな。
ういんういんういんういん
光の速さを感じ・・・どーーーーーーーーーーーーーーーーーん!
地面に頭からつっこんだ。
え?また?
「うらああああああああああああああああああああああ」
力任せに頭を引っこ抜いた。
「頚椎やられたらどうすんだ。しばくz・・・」
頭への損傷が激しかったためか、そのままバタンと倒れてしまった。
元の世界に帰ってこれたのか?そんな事もわからぬまま。
ドクンドクンドクン・・・ピーーーーーーーーーーーーーーーー呼吸停止。
俺は死んでしまった。
え、終わり?なにもしてないけど?
エルフの美尻を追いかける冒険は!
ふざけんn・・・モゴモゴ。
-完-