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久し振りの自分の能力

無事二話目を投稿することが出来ました。読んで下さった方は是非感想をお願いします。

入学して次の日、司らは普通に間に合う時間帯で登校していた。二次元にありがちな「遅刻~遅刻~」からのドンガラガッシャーン・・・なんていう展開はないのである。二人とも面倒くさがりではあるが、根は真面目なのである。そんな登校中のこと・・・






「ねぇ司?」

「なんだ?」

「私らって能力なんて使うの家とかで使うくらいよね?言ってもほとんどつかってなかったけど。ましてや、本気で使ったことなんてなくない?」

「言われてみればそうだな。まあ実際使わなくても身の回りの生活なんて科学技術でなんとでもなってるしな。」

「そうだよね・・・そういえば司の能力ってなんだっけ?w」

「おいおい、幼馴染の能力くらい覚えていてもいいだろうにw」

「だって、何年間も使ってなかったじゃーん」

「うわーひどいわ―泣いちゃうかもw」

「ごめんよー授業始まるまでに思い出すように頑張るから」

「思い出せなかったらどうするの?」

「能力テストを見て納得するw」

「時すでに遅しじゃんw」






そんな他愛のない話(能力忘れてるじゃん)をしているうちに二人は時間通りに学校に着いた。能力テストは一限目からすぐ始まるので学校に着いて二人ともすぐに体操服に着替えた。


能力試験スキルチェックは扱いがみんなが昔にやったであろう体力テストに似ており、それぞれの系統に応じてテストが行われる。清前高校は生徒数が一学年2000人(40人×50クラス)と多く、テストは一人ずつしっかり行われるのでどうしても暇な時間が発生するが、それでも一日で全ての生徒の試験が終わる。試験結果は次の日にそれぞれに仮クラスの担任から通じて渡され、能力の強さに応じてクラス分けがされるため、生徒はもちろんに行こうとする。なぜなら上のレベルに行くほど、待遇が良くなるからである。ex.学費や定期代の免除、学食の無料券・・・とこんな感じなので生徒は第二の入学試験と呼ばれるこの能力試験スキルチェックを大事にしている。今回の能力試験スキルチェックの結果が良くなかった生徒も成長次第では待遇が良くなるので悪かった生徒も今後の積み重ねが大切となる。また能力試験スキルチェックは初めの一回のみ各学校でそれぞれ行われるが、2回目以降は全ての高校で期末試験の後に一斉で行われる。なお、その成績も学校の成績として加味されることとなる。






一方その頃、司と彩はというと・・・

「あ~本当に思い出せない!」

「まじか・・・俺ってそんなレベルの人間だっけ・・・」

「違うの!わたしの記憶力が悪いの!」

「でも俺と同じ成績じゃん・・・」

「う・・・それは・・・その・・・」

「俺は彩の能力しっかり覚えてるけどなー」

「え、本当!?」

「じゃあ言うけど、彩の能力は水を生み出したり、消したりする能力だろ?」

「正解!よく覚えてるね!」

「いや、普通だって。むしろ忘れられてるのが悲しいよ」

「それについては本当にごめん・・・」

「はあ、分かった。もう忘れるなよ?俺の能力h」

その時クラスの担任が教室に入ってきた。そして入るや否や、


「おーい、みんないるかー いるならすぐ能力試験スキルチェック始めるから校庭にそれぞれの能力に応じて集まれ!ちなみに出席番号順でテストは行うのでそのつもりで!はい、じゃあ移動!」

そう言い終わると席に座っていた生徒が一斉に校庭に向かっていった。


「あータイミング悪いな、出席番号順なら俺、二番目だから早く行かなきゃ。じゃあ先に行くな!」

「りょうかーい、わたしもすぐ番号来るから先に終わったら近くのベンチで待ってて!」

「おっけー、じゃまた後で!」







司は彩に別れを告げた後、急いで校庭へと向かった。校庭に着くともうすぐテストは始まりそうであり、みんな緊張の面持ちで開始を待つ。そんな中、司だけは特に緊張もしていなかった。なにしろ能力を使うのが小学生以来でしかも別に待遇が良くなろうとか上のクラスにもさして興味はなかったのである。しかし、彩と上のクラスに行くと約束してしまった以上頑張ることは頑張るが、もしだめでもそこまで深く考えてないのである。それゆえかみんなよりもいい精神状態でテストに臨むことが出来ていた。そしてとうとう司の番が来た。






「上平司です。よろしくお願いしまーす。」

「はい、上坂くんだねー。よしっと・・・じゃあ早速能力の説明と実演をお願いします。」

「あ、はい。俺の能力は風を起こす能力です。えーっと、一応聞きますけど、どれくらいの力で能力行使すればいいですか?」

「風を起こす能力ーっと。もちろん全力だよ。これでクラス分けがされるからね。あー威力の心配とかならそれは杞憂だよ。この直径20メートルのフィールドには対物理用結界を張ってあるから本気を出したところで無意味だしね。」

「なるほど・・・じゃあ全力で行かせてもらいます!」

「いいねー、その心意気 好成績を出せるように期待してるね」






試験監督の女の先生がそう言い終わると司は目を閉じ、大きく深呼吸をした後に「行きます!」と言い、足を広げ、両手を広げ、下に向けた状態で能力を行使した。その瞬間、司の周りの砂が動き始め、あっという間に司の姿が見えなくなるくらいの砂の竜巻が出来た。その後もどんどん大きくなり、ついには直径20メートルのフィールドを埋め尽くすような巨大な竜巻が出来ていた。

その時、司は内心でこう思っていた。


「あれ、高校生になって体が成長したからか、能力がすごく上昇してる。結構楽しいぞ、これ。

まだ本気出せるけどフィールドがこれ以上大きくならないからどうしよう・・・本気で行くって言ったしな・・・あ、そうだ、なら規模じゃなくて風速を上げてみるか!今大体風速10メートルくらいだから、とりあえず30メートルにしてみるか」


数秒後・・・


「あ、いけちゃったな・・・うーん、じゃあ風速50メートルにしてみるか・・・」


数秒後・・・


「おーなんかすごいことになってきたな・・・どこまでいけるか試してみるか!」


そう思った直後、無線で試験監督の先生からメッセージが入った。


「ちょっと司君!威力はもう十分わかったから、風を止めてください!あなたももう限界でしょう?

無理な能力行使は禁止です!それに次の人も控えてるのわかってる?」

「(ちぇー・・・まだまだいけそうだったのに)分かりました。」


約十秒後、F3クラスの竜巻は跡形もなくなくなった。司自身は不完全燃焼の気分だったが、風が無くなると試験監督の先生が凄い顔でこちらに走ってきた。


「司君!さっきの竜巻はなんなの!風速100メートルも出てたじゃない!そんな無理な能力行使をして何を考えているの!将来有望なのにそんな無理はしてはいけません!今日はもう休みなさい!それと能力の使用は禁止です!わかったね!?」

「あ、はい・・・すみませんでした・・・」

「うん、分かればよろしい。じゃあもう今日は終わりだから体を休めること!もし明日になっても体調が悪かったら必ず連絡をしなさい!全く・・・すごい威力だったのに体を壊したら元も子もないんだからね!」

「以後気を付けます・・・」

「はい、以後よ~く気を付けることね、はいじゃあ、次の人~」


司はよく分からぬ気分のまま彩との待ち合わせの場所に行こうとしたが、「まだまだいけたのになぜか怒られたけど、折角なら綾のも見に行くか」と思い、女子の能力テストの行われているフィールドまで移動した。


彩は女子の中でも出席番号が早いので移動中にテストが終わってしまったかもと司は思っていたが、運よく司が着いた時には今から彩が能力行使をするところだった。


彩は足を広げ、両手を上に掲げた瞬間、水が生成され、どんどん大きくなっていった。約10秒後にはフィールド全体を覆うような巨大な水球が出来ていた。彩はそこからさらに大きくしようとしたが、試験監督の先生がなぜか中止するような行動を取り、彩は不服ながらも自身が作った水球を同じく10秒程度で消し、先生にいろいろと言われたようだ。その後フィールドから出て司の存在に気付いた彩は小走りで司の所へ行き、お互いのテストについて語り合うこととなった。

中途半端なところで終わってしまってすみません!本当はまだ書きたかったですが、これ以上続けると長すぎると思ったのでここで切らせてもらいます。

さあ、今回で主人公たちの能力が判明したところで次回は主人公たちの能力の強さ、そして真の能力について明かしていきたいと思います。(もしかしたら近いうちに新たな登場人物が出るかもしれません。)

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