能力と神の正体
今回は初めに出会った神の正体や、能力の説明などがあります。若干長くなりました。
書斎の机でため息が聞こえる・・・
「はぁ〜〜〜〜、まったくあやつの能力って今から考えるとかなりヤヴァイのぅ」
そう言いながらコーヒーを片手にとある資料を見ながらため息をつく老人が居た。
老人の名前はゼウス、地球でも有名な神だ。
そう、先ほどまでカムイと会話していた人物だ。
そしてその老人が何故今こうして資料とにらめっこしているのかというと、先ほど転生させた少年・・・・カムイの能力に関係があった。
ゼウスも最初その能力の名前を聞いたときはせいぜい瞬間移動くらいしかできないだろうと思っていたのだが、よくよく考えてみると、あの能力さえあれば文字通り『なんでも』できてしまうのである。
例えば、なんの変哲も無い一本の剣があったとして、その能力さえ使えば、
『刃こぼれしないなんでも斬れて自分以外が触れると即死滅』
なんて出鱈目な剣も作れてしまう。
他にも自分や他人の能力を増やしたりも出来る。
食料や飲料にも困らない。
ただ、そういったチート能力の場合、大抵霊力の消費がバカみたいに高い、がその能力さえ使えば。
『能力による霊力の消費を0にする』
なんてしてしまえば、ぶっちゃけ能力使い放題である。
だからと言って、今更能力を変える訳にもいかない。
何故ならカムイは自分が誤って殺してしまったから、
「やっぱりその能力強すぎるから無しね」
とか身勝手な事は出来ない。
そこで神は思いついた。
「面倒いから・・・・放置で」
能力のチートさをご理解いただけたでしょうか?
次回からかなり時間が飛びます。
ぶっちゃけるともう永琳が産まれるぐらいまでは飛びます・・・やべぇ、超短いじゃん。
ま、まぁ次回からカムイが超チートになっていますので楽しみにしといてください!