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アリとキリギリスの続編

作者: 森中 隼人

働き者のアリは寒さと飢えで死にそうになっているキリギリスを部屋の中にいれてあげ暖をとらせてあげた。そればかりか、暖かいスープと少量のパンも与えた。キリギリスはアリに感謝をするよりも先にまず何度も謝っていた。彼らのことを馬鹿にしていたからだ。しかし、アリはキリギリスが必死に謝ってくることを不思議に感じた。どうやら彼は勘違いしているらしい。というのも別にアリはキリギリスを助けるために暖をとらせてあげたわけでも、食事を与えてあげたわけでもなかったからである。そう、目的は1つ。キリギリスを食べるためである。季節は冬。アリの食糧は底をつきかけていた。だからこそ、キリギリスを家の中に招き入れたのだ。まさに飛んで火に入る冬の虫である。

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