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「クエスト:神へ至れ」  作者: Iori-y-


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6/10

介入

夜。


「フロール」


「はい」


「さっきの、経験値増えてたよな」


「はい。通常より高効率でした」


「理由は?」


沈黙。


そして。


「……“認識”の変化です」


「認識?」


「村人があなたを“特別な存在”として捉え始めています」


理解する。


「あー……信仰か」


「……はい」


間。


「推奨はしません」


「なんで」


「神格に直結するためです」


「近道じゃん」


「同時に、最も危険な道です」


「なあ」


「はい」


「お前ならどうする?」


また、難しい質問。


長い沈黙。


処理じゃない。


思考。


「……本来の私なら、止めます」


「今は?」


さらに間。


「……選択を委ねます」


「丸投げかよ」


「はい」


少しだけ。


本当にわずかに。


「ですが」


声が変わる。


「私は、あなたの選択を支持します」


それはもう、完全に“意思”だった。


夜明け前。


空が歪む。


前より、明確に。


重い圧力。


「……来たな」


「はい」


フロールの声に、初めて“緊張”が混じる。


「今回は“観測”ではありません」


「だろうな」


俺は空を見上げる。


逃げる気はない。


「フロール」


「はい」


「ここから先、ヤバいぞ」


「理解しています」


一瞬の間。


「それでも」


はっきりと。


「同行します」


笑う。


「いいね」


空間が裂ける。


光が降りる。


神の介入、その一歩手前。


物語は、次の段階へ進む。

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