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地殻の魔女  作者: 藤宮ゆず
2章 因縁
17/63

17 二対の悪虚

 次の日の朝、雨がしとしとと降りしきり、山間の管理区画一帯がうっすらと霧に覆われていた。二十メートル向こうはもう何も見えない。三課は支給された黒のレインコートを着用する。


「今日は動きづらくなるな」

「山道ぬかるんでるから、気を付けないとね」


 春彦が入念に準備運動をしていると、菜緒子から意外なことを知らされた。


「懸賞金付き悪虚?」


 菜緒子がタブレット端末を操作する。


「今日付けで兵庫支部から通達が出されたのよ。元々は観光地に頻繁に現れてたみたいなんだけど、昨日管理区画での目撃情報があったみたい。でも人通りを気にする必要がなくなったということで、これを機に殲滅させたいみたい」


 懸賞金付きと言えば、東京でも一度交戦したが、普通の悪虚とは段違いの攻撃力を持つ。懸賞金を付けているのは奨励手当ではなく、その危険度合いによるものだと春彦は理解していた。


「今日の殲滅活動は中止だ」


 暁の顔は曇っていた。


「今回は春彦の実戦経験を積むことが目的だろ。東京ならまだしも、兵庫の懸賞金付きは危なすぎる。それに今日は雨で霧が立ち込めてる」

「でも朔は……」


 懸賞金付きとはいえ、朔と暁の実力なら容易に殲滅出来るはずだ。それに朔の借金を考えれば、懸賞金付きは願ってもない好機。

 春彦は朔を見やると、あっけらかんと笑っていた。


「大丈夫!私はお金が好きだけど、誰かを危険におかしてもお金のことしか目には入らないなんてことはないから!」

「……木に話しかけてるな」

「金しか目には入らなくなってる」


 するとここで反対意見を出したのは菜緒子だった。


「私はここでもう少し頑張ってみてもいいと思う。春彦くんは十分力を伸ばしているし、多種多様な悪虚に順応しつつあるわ」


 暁は眉根を寄せるが、春彦も頷いた。


「確かに、俺ももう少しだけ頑張ってみたい」

「……分かった。ただし懸賞金付きと遭遇次第撤退する。いいな」

「ああ」


 菜緒子は三人を置いて車で引き返し、近くの駐車場で待機することとなった。現場に居なくとも、暁の視覚カメラで状況は把握している。


 今日も春彦を先頭にフォーメーションを敷き、悪虚を殲滅していく。しかしその緊張は昨日よりとは段違いだった。霊力探知があるとはいえ、春彦には悪虚の位置は大まかにしか察知出来ない。なので霧の中に悪虚が居ることが分かっても、どこから現れるか分からない恐怖。

 そして今回の懸賞金付きの特徴は、個体数にもあった。


「懸賞金付きは二対で行動しているんだな」

「連携プレーで手こずっているみたいです」

「兵庫支部が手こずる、ね」

「どうしたんだ?」

「手こずる理由は本当にそれだけか」


 暁は依然厳しい表情をしていた。

 不意に春彦はざわざわとした悪寒がした。


「何か来る」


 春彦の言葉に暁と朔が警戒を高める。

 辺りの気配が変わった。森の中から二対の悪虚が交互に入れ替わるように回りながら現れた。


「二対の悪虚だ」


 すぐにこちらへは来ず、蛇行して霧に身を隠しながら向かってくる。


「アイツら霧に姿をくらますのか」

「いや」と暁が辺りを見回す。

「それだけじゃねぇ。さっきまでこんなに霧は濃くなかった……」


 言いかけた暁はハッとした。


「もしかしてこれは、悪虚が発生させてる霧なのか。シリウスゼロ、何か霧についての情報は?」


 暁が通信端末のイヤホンに触れる。するとメンバー全員に菜緒子からの通信が入る。シリウスゼロは菜緒子のコードネームだ。


『霧ではないけど、元々あの悪虚は温泉の涌き出る泉源辺りでの目撃情報が多かったみたい』

「大方、温泉の湯気と勘違いしたんだろ。温泉の湯気だと思っていたなら、悪虚の能力に気付けない。逆に温泉の湯気と勘違いさせる知能があるとも言える。ったく、兵庫支部もタチがわりぃな。春彦、撤退だ!悪虚に近付くな!」


 しかし春彦から応答は無い。


「春彦!!」


 春彦は食い入るように悪虚を見つめていた。暁が引き戻しに行こうとする。


『待って、シリウスワン。そのまま戦闘を続行して』

「はぁ!?何言ってやがる!」


 菜緒子からの指示に暁が吠える。


「話が違うだろ!」

「懸賞金付きは東京でもめったに現れない。撤退するかは戦ってから見極めてもいいはずよ」

「春彦にはまだ無理だ!」


 二人の言い争いをよそに、春彦は二対の悪虚を注視した。


(何だ、この違和感)


 目の前には二対の悪虚。しかしいつもと『気配』が違う。その違和感を確かめようと、悪虚の間合いに踏み入った。


「よせっ、春彦!!」


 春彦は暁の制止を耳に入れなかった。その瞬間、悪虚の触手が春彦目掛けて針のように突き刺してきた。春彦は回避して飛び退く。そして再び悪虚への接近を試みる。


 延珠を振りかざす春彦に、二対の悪虚は何かを察知して、二手に別れる。その素早さから火の鳥が追いつかず消えてしまう。

 しかし二手に分かれたことで春彦は『ある事』に気付く。


(やっぱり、奴は……!)


 それを確かめる為に片方の悪虚へ身体を向けた時、霧の中で潜んでいたもう片方の悪虚の触手が、春彦の背中から胸を突き刺した。血しぶきが舞い、鮮血が地面に滴る。

 朔と暁は目を見開き、暁の視界モニターを通して見ていた菜緒子が悲鳴を上げる。


『ーーー春彦くんっ!!』

「っ……!」


 崩れ落ちる春彦を暁が回収する。

 悪虚が霧に隠れる寸前、朔が胴体へと刀を突き刺した。しかし急所を外した為ことで悪虚が暴れだし、霧の中での戦闘は不利と判断する。朔は悔し紛れに刀を力一杯押し込み、刀を抜いて霧から出る。

 その際もう一対の悪虚が視界に入り、最後の悪あがきに頭部を狙う。近くの木を蹴って身体を反転させる。

 狙いは良かった。確実に急所に入ったはずだった。しかし完全なる空振りとなる。


「手応えが無い……!?」


 朔の斬った悪虚は影も形も消してしまう。後髪を引かれながらも、朔は春彦の元へと戻る。


「しっかりしろ!春彦!」


 暁は腰のポシェットから止血剤を取り出す。手際よく傷口を押さえると、春彦は痛みに(うめ)いた。


「リーダー!菜緒子さんもうすぐ到着します!」


 その後春彦は菜緒子の車に乗せられ、兵庫支部管轄の国立病院へと救急搬送された。






 ※※※






 治療室から出てきた若い男は、通常の医師ではなく、病院に常駐している委員会の治療員だ。治療員は霊力治療を専門に行い、医師免許も持ち合わせている。


「命に別状はありません。傷はほぼ塞がっています」

「早すぎないか」


 怪訝そうにする暁に、治療員も頷く。


「そうなんです。いくら霊力治療とこの土地の霊力があるとはいえ、この速度は異常です。霊力測定器が使えないとは聞いていますが、尋常じゃない霊力保有量のようですね」


 するとしびれを切らした朔が「あの」と声をかける。


「中に入っても大丈夫ですか?」

「ああ、構わないよ」


 慌てて朔が治療室に入り、ベッドに横たわる春彦と言葉を交わしていた。暁も後に続くが、ふと後ろに立っていた菜緒子を見やった。

 春彦と朔のやりとりを見て安堵するどころか、菜緒子の顔色は非常に優れなかった。





「片方は幻影?」


 驚く暁に、春彦は頷いた。春彦の身体には包帯が巻かれ、ジャージを着ている。


「ああ。あの二対の悪虚の片方からは気配が感じられなかった」

「気配って、お前霊力探知が出来たのか」

「何となくな。今まで漠然と、近くに居るかどうかぐらいでしか分からなかったけど、今日初めて悪虚の個別の気配を感じ取れた」

「私も悪虚を斬った時、手応えがありませんでした。多分あの霧は幻影を見せるんです」

「霧は良くも悪くも誇張する。だから傷も誇張して見えたのか」


 春彦も、あの場で見た血の量に反して、傷口が小さかったことに驚いた。これもまた悪虚の霧による幻影だったのだ。

 しかし、それをラッキーなどという言葉で片付けるつもりはないと、暁の目の奥の怒りが物語っていた。案の定暁は春彦に激怒した。


「今回は命拾いした。だがこれは単に運が良かっただけだ。勝手な動きをして、チーム全員が全滅してた可能性だってあるんだ。俺が撤退指示を出したのなら、従わなければならなかった!」

「ーーーやめて!」


 二人の間に割って入った菜緒子に、朔が目を丸くする。


「菜緒子さん?」


 菜緒子は青ざめた表情で小刻みに震えていた。


「怒らないであげて。春彦くんは悪くないわ。私が余計な水をさしたせいよ。懸賞金悪虚に遭遇した時、私も課長として撤退指示を出すべきだった。っ……!」

「菜緒子さん!」


 走り去った菜緒子を朔が追いかけようとしたが、それを止めたのは暁だった。


「放っておけ。アイツも頭を冷やす時間が必要だ」


 その様子を見ていた春彦も呆気に取られていた。いつも冷静沈着な菜緒子があそこまで取り乱すのは初めてだった。

 宿舎に戻り、自室に戻った春彦はいつの間にか眠ってしまっていた。そして起きた時には部屋が暗くなっていて、カーテンを開け外を見ると辺りは真っ暗だった。雨は止み、満月が煌々と輝いている。


(嘘だろ、俺どれだけ眠ってたんだよ)


 戻ってきたのは昼過ぎだったはずだ。自分の睡眠時間に驚愕する。ふと中庭のテラスで暁がタバコを吸っているのが見えた。

 部屋を出て暁の元へ近寄ると、暁の表情は柔らかかった。


「傷が痛むか?」

「いや、もう痛みは無い」

「そうか」


 煙を深く吸う横顔は、どこか陰りがあった。


「今回の菜緒子は少し焦りすぎていたと思っている。普段の菜緒子なら兵庫に遠征なんて考えない。ここの悪虚は初心者には強すぎる。お前に延珠という特殊な武器が無ければ、俺は反対していた」


 ふと、春彦はずっと気になっていたことを尋ねた。


「こんな事聞いたら不快にさせるかもしれないが、朔が来るまで、第三課はお前と菜緒子だけだったんだろ。お前は菜緒子の志に賛同して三課に入ったのか?」

「いや俺の三課への配属は人事によるもので、そこに俺の意思は無い」


 感情の無い淡々とした答えだった。そこには本当に暁の意志は無かったのだという気持ちがひしひしと伝わる。


「じゃあ……」


 言葉を探していると、暁は微苦笑した。


「だからと言って三課への配属に不服があるわけじゃない。今の労働環境には満足してる。だが俺にはどうしても納得出来ないことがあるんだ。……昨日の菜緒子の話、あれには抜け落ちている部分がある」

「北条涼華のことか?」

「ああ」


 菜緒子の様子からして、涼華は今の彼女にかなり大きな影響を与えたことが伺える。そしてそこになにか訳があることは春彦も察していた。


 暁はベンチに座って、タバコの煙を深く吸って吐き出した。そして灰皿で潰すと、長話になるのか春彦を隣に呼んだ。珍しくタバコを吸わずに話をするらしい。


「北条涼華とは、俺も面識があった。男勝りな彼女は戦闘員として非常に優秀で、女性初の第一課課長候補とも言われた。だが、二十五歳を超えてからも戦闘員を続けることを、組織は許さなかった」

「明確な規定があるのか?」

「いいや。だが第一課には独特の伝統と秩序がある。涼華は、自分に戦闘員を辞めさそうとする組織を受け入れられなかった。そして、受け入れられなかった涼華を、菜緒子が許さなかった」


 暁の視線が地面に落ちる。


「菜緒子は組織に絶対服従を誓い、涼華の二の舞にはならないと決意した。そして服従して組織を内部から掌握しようとした。だがその過程である事案に加担することになる」

「事案?」

「朔の悪虚克服計画だ」


 春彦は目を見開く。


「何だ、それ。菜緒子が朔の面倒を見ていたのは知ってる。もしかしてそれに何か意図的な企みがあったのか?」

「面倒を見てたのは、単なる菜緒子のお節介だ。だが朔の目の前で悪虚に襲われる通行人男性を見て、朔が悪虚を殲滅出来るようになった、あれは偶然じゃねぇ。第二課が仕組んだ自作自演だったんだ」




『悪虚に職員を襲わせて、宇化乃さんを無理やり戦わせる?そんな、無茶です!それで宇化乃さんのトラウマが悪化したらどうするんですか!』


 菜緒子は第二課長杉澤の計画に反対した。しかし杉澤は悪びれる様子もなく、当然のように無慈悲な結論を突き付ける。


『その時は仕方がない、宇化乃朔には死んでもらう』

『なっ……』

『彼女には一千万円の生命保険金がかけられている。この保険は委員会独自のもので、戦闘中の不慮の事故でも支払われる。受取人はこの殲滅委員会だ』


 その言葉の意味をくみ取り、菜緒子はゾッとした。


『それはつまり、彼女の返済期限を待つことなく、死をもって返済させるということですか』

『そうだ。十年の返済期間はあくまで戦闘員であるならばだ。事務職だなんて組織への貢献度の低い人材に、十年もの猶予を与えるほど組織は甘くない。もしも事務職へ転向しても、事務の基本給では返済は不可能だ。だからそうならない為に、君には協力して欲しい』


『では、悪虚に襲わせる職員はどうするんですか』

『神奈川支部にちょうど良い人材がいる。職務規定違反をして懲罰委員会にかけられる職員がいてね、彼に無罪放免と引き換えに協力してもらう。なに、上も承知していることさ。問題はない』

『でも、万が一のことがあれば……』


 いつもの煮え切らない返事をする菜緒子に、杉澤は業を煮やした。


『万が一には第一課の三係が控えている。いいから取りかかりたまえ!』


 杉澤は苛立たしげに答え、有無を言わさず菜緒子に計画を実行させた。


「菜緒子は仕方なく上司に協力した。しかし後に、三係が遠征中だったと知る」


 菜緒子は自分を通りすがろうとする杉澤を引き留め、胸ぐらを掴む。


『話が違うじゃないですか!三係が控えてもないのに、あんな強行手段に出るなんて!もしあのまま宇化乃さんが動けなければ、二人とも死んでいたかもしれないんですよ!』

『組織のゴミが一掃されるなら問題無いだろう。それに、こういったことを黙って出来るかどうかが君の評価に繋がるんだよ、徒塚さん』


 それが、暁の知っている菜緒子の過去だった。そして朔の過去の裏側に隠された真実だった。


 春彦は呆然とした。朔は菜緒子に、悪虚克服までに面倒を見てくれたことを感謝している。八係に戻れなかった朔に、居場所を与えたのも彼女だ。


 けれども職員が悪虚に襲われているのを見て、強烈な恐怖と憎しみが植え付けられた。それは朔にとって一生消えない傷なのだ、その責任は一体誰が取るのか、いや取れるのか。


「勿論菜緒子や朔を騙した第二課長が全面的に悪い。だが、菜緒子はもっと責任を持って動くべきだった。本当に三係が待機しているのか、この計画が本当に上層部に承知済みなのか、確かめておくべきだった」

「まさか、全て第二課が独断で行った作戦だったのか!?」

「そうだ。研究成果を出せずに苦しんだ杉澤第二課長が、宇化乃朔を使い物にしたという単なる実績作りの為の作戦だった。菜緒子は上司の言葉を鵜呑みにして騙されたんだ」

「それで、その後どうなったんだ?」

「菜緒子はその作戦を逆手に取り、第二課長を脅迫した」

「きょっ、うはくって……」


 思ったより強引な手段に出ていた。暁が苦笑する。


「さすがだよなー。この事を公にされたくなければ、第三課の復活を手伝えってよ。メンバーも不揃いな中、第三課を発足出来たのはその為だ。そして和歌山から戻された行き場の無い朔を、償いの為に引き取った」

「暁は、償いをする菜緒子でも、許せないのか?」


 無意識に出た言葉だが、ひどく納得した。暁は菜緒子に対し完全に打ち解けてはいない。その要因はこれだったのだ。


「菜緒子の苦しみと後悔は分かっている。でも許せないのは、やはり朔という被害者が居るからだ。あの件がきっかけで朔は悪虚を憎むべき存在とした。憎しみは心を消耗させる。それに未遂とはいえ、あのまま下手をしたら朔は死んでいた。あんなこと人としてするべきじゃなかった」

「その事、朔には」

「言ってない。言えばきっと、朔は菜緒子を許すだろう」


 春彦はハッとした。暁はポケットから紙タバコを取り出してライターを付ける。


「あの子は優しい。きっと菜緒子の苦しみと罪を受け入れる。だが、それは己の心に刃を突き立てることだ。これ以上無理をさせたくない。年相応に学生生活を楽しんで欲しい。

 それは勿論、お前にも同じだ。本当はこの組織にも巻き込みたくなかった。だがそれ以前に、お前はもうすでに出会った頃から『大人』だったな。ずっと昔に、心に刃を突き立てたことがあるんだろう」


 不意に、春彦の脳裏に父の背中が過る。幼少の春彦を置いて発進する車、切り株に座って迎えを待つ自分。そして玄関から出てきた母の涙。

 黙りこむ春彦の頭を、暁は撫で回した。


「いいかー、俺からすればお前も朔ちゃんも同じだかんな。思ったことを口にして、やりたいようにすればいい。全て俺がフォローする」

「昼間の言葉と違う気がすんだけど」


 暁はクククッと悪い顔をして笑う。


「あれは委員会へのタテマエってもんだ。俺があんな組織に媚びるようなこと言うわけねーだろ」

「媚びるっつーか普通に正論だったけどな」

「まあとにかく、俺達若いもんは好き勝手すりゃいーんだ」

「いつの間にか自分も数に入れんな」




 ※※※


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