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寄生虫

カナリヤは恋に疲れて

鳴くのを止めて死んでしまった

カナリヤの羽をかき分けると

びっしりと隙間なく

色とりどりの寄生虫

早晩宿り主の死をさとり

我が先にと逃げだすでしょう

落ち着く先はどこ

それはわたし

あしたの朝にはきっと

わたしの頭皮には隙間なく

色とりどりの寄生虫

掻いても掻いても

止まらない

潰しても潰しても

きりがない

早晩わたしは気が狂い

路上で冷たくなっているでしょう

寄生虫たちのつぎの宿り主

そんなことわたしの知ったことではない

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