表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ピンポンパール  作者: 二重名々


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

82/117

第八十二話「客人」

「ふうん、ここが箱石高校か。見るからに普通の学校って感じだな」


やや短めの髪でパンツスタイルのスーツ。

その女性は目的地を探して辺りを見渡す。


「格技場か。さて、どこにあるのやら」


「あの!どこに行きたいんですか?」


掃除当番を終え、部活に行く途中の真珠は後ろから声を掛けた。


「うん?ああ、格技場を探していてね。卓球部に用があるんだが」


「それならついて来て下さい!私、卓球部なので!」


「助かるよ。ちょうど卓球部員に出会えるとは運が良かった」


格技場は校舎の裏の方にある。

ほとんどの新入生は格技場の場所すら知らない。


「ところで、何の用事ですか?」


「ああ。先輩に少しばかり頼まれてね、詳しくは後で説明するとしよう」


そして格技場に到着した。

真珠に倣い、入口で靴を脱いで入る。


「お客さんでーす!」


真珠が元気に叫んだ。

しかし、誰も心当たりが無いようだった。

克磨が代表して話を聞きに来る。


「君が観空克磨君か。話は聞いているよ」


「えっと、どうも」


反応の薄さを客人は疑問に思う。


「、、、もしや何も聞かされていないのか?いや、先輩ならありうるか」


一人で納得して頷いた。


「失礼、ならば一から話すとしよう。部員は全員揃っているか?」


「これで全員です」


台の準備をしている春呼と紅。

更衣室から出てきたアイサと女乃。

キャットウォークの端に座ってくつろいでいる美翠。

真珠が最後だった。


「では一分後に集合させてくれ」


そう言うと、その女性は服を脱ぎ出した。


「ちょっ!?」


驚く克磨だったが、下にはトレーニングウェアを着ていた。


(何なんだこの人?)


真珠も着替えるために更衣室に飛び込む。

何とか一分以内に着替え終わった。


「集合!」


「紅、知ってるか?」


「えっと、分からないです」


春呼と紅も心当たりが無いようだった。


「揃ったようだな。では自己紹介からさせてもらおう」


前髪をかき上げて言った。


「私は皿井志織。天藤先輩に代わり、この卓球部を強くするために来た!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ