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総帥閣下の恋愛相談

ニコラスは焦りながらハンカチを探そうとする


「ごめんなさい…私のことはいいのです。その私も信じたくはないのですがリースは…」


私は目に大粒の涙を浮かべる


「総帥、アイル様、どうかお心を落ち着けて。私がなんとかしましょう。」


「ありがとう……ニコラス……」


私はそっと涙を拭き取りながら話す。

(この男は単純で扱いやすいな)


「実は、極秘の諜報筋からの情報なのですが、リースは私を殺害し、クーデターを

企んでいると情報が入っています。」


「そ、そんな!リース殿が?なにかの間違いでは?」


ニコラスは狼狽する。


「だから、その情報が嘘偽りであると証明するため貴方の力を貸して欲しいのです」


私は泣きじゃくる演技をしながら囁くように告げる

「もちろんです。アイル様!この命にかえても、必ずやリース殿の疑いを晴らしてみせます!」


「ああ、ありがとうございます。ニコラス……さあ、お食事にしましょう。私、安心したらお腹がすいてきました」

私は、純粋な少女のような笑みを浮かべながら言った。

食事を食べている間も、ニコラスは情報について尋ねてきたが私自身にとっても未確定の情報なので動機などは私も分からないと答えておいた。ただ、今夜の祝宴に決起を起こす可能性が高いことを伝え、決起するタイミングの情報を私とニコラスが押さえていることをリースに悟られないようにしようと伝えた。


「アイル様、私は何をしたら良いでしょうか?」


「リースは前線視察を終え、夕刻には地下壕に帰ってきます。あなたは帰ってきたリースを待ち受けて、多少強引にでも構いませんので、そうですね。女性をナンパする男のようにしつこくつきまとってください。」


「そ、それは」


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