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花と心臓(仮)  作者: 杜若
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葉月は死んだ

 ここが私のスタートです。みっともない文章かもしれません。拙い文章かもしれません。でも、二人の旅路(まだ始まってない)とともに私も成長し、一人でも多くの読者に巡り合うことができたら嬉しいです。

 これからも頑張って投稿していくので、よろしくお願いします! 

 今日は、2話3話と投稿していく予定です。4話は明日以降になるかもしれませんが、この一話を見てくれた方は続きも読んでもらえると助かります。

 この小説家になろうを利用するすべての皆さんが今日もより多くの面白い作品に出合うことを願います。

 今日からよろしくお願いします!


《プロローグ》


「グラッチェ!」

 そういうと、彼女は日本から約9,700キロ離れた茜色に染まる地中海に浮かぶ船の上ではにかんで見せた。

 その笑顔は愛おしく、何よりも優先されるものであろう。


  ※※※ 

 

《ある男の終わり》

 

 視界が揺れる、それは単なる眩暈なのかそれとも・・・


「うっ!」

 

 次の瞬間、60キロほどある物体(ものが床に叩きつけられる衝撃音が走る。そのものの視界にはシミの数すら憶えているような天井が映る。近くには先ほどまで男が座っていた椅子が横たわる。

 

 胸には締め付けられるような苦痛が、人生史上感じたことのないその痛みが体をめぐる。手には蟻っこ一匹すら殺せないような力しかない。

 ああ、ついにこの時が来たか。

 どうやら天のお迎えが来たようだ。

 日頃の不摂生で自分の体なんていつ機能不全になってもおかしくなかった。 

 24歳の天涯孤独、彼女なしの引き籠りが自室で人知れず死んでも誰も悲しむことはないだろう。

 誰も困ることはないだろう。    

 後悔すらない。

 断っておくが、短い生を謳歌したわけではない。

 

 それは・・・

 

 何より、自分自身が人生に意味を見出していなかったから。


 それなら、死んだほうが良い。

 


   「ありがとう」


 


 自殺する勇気すら持たない男は感謝をつぶやいて、心臓の鼓動を止めた。





 まずは、読了ありがとうございます。こんな初投稿の物語に目を通していただき感謝の限りです。


 二次創作とかではなく、こう一から書くというのはやはり、難しいですね。思ったように描けない、良いシーンは思い浮かぶのに、それを表現する文章力・その場面につなげる想像力。足りないものばかりでした。でも、書くことは楽しいです。

 主人公に今からどんな活躍をしてもらうかワクワクします。

 拙い文章かもしれませんが、これからよろしくお願いします。 

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