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魔王と勇者、入れ替わる  作者: 昇畜売
1/2

魔王と勇者は世界を賭けて鬼ごっこをするようです

すみません前のやつ短編小説なってました笑

削除しようとしたら消すなって言われたんで残します

1作品目なので拙いですが頑張ります!(2回目)

失踪したらすまん

世界は魔族と人間の2大勢力に別れ、互いに対立していた。


そんなある日。

王「アーサー様、そろそろこの城も限界のようです。魔族の侵攻に耐えられません。」


勇者「そうだなぁ…」


王「何か良い案はございませんか。」


勇者「んー」

勇者「もう1人勇者呼べばいいんじゃね?だってほら、俺エクスカリバーとか持ってるし。次召喚したらヘラクレスとか出てくるんじゃない?」


王「しかし平行世界からの勇者の召喚には大量の魔力が必要になります。魔族の侵攻により魔法使いの大部分が消えた今、勇者を異世界から召喚するのは無理に等しいかと…」


勇者「じゃあ俺が媒介になって入れ替わる変わりに召喚するってのは?俺の分の魔力あるし俺より強いの出てくるっでしょ。ちょっと寂しいけど」


王「駄目です」


勇者「じゃあこの世界の俺以外でいちばん強いやつと入れ替わるよ」


王「それなら…召喚出来るとは思いますが…勇者様はそれでいいのですか?」


勇者「いいって、俺の名前だけ覚えててくれたらいいからさ」


王「分かりました…」


ー王国城地下室ー


ドアが開き、魔術師達が入ってくる音がした。その足音が、今では自分が今まで倒してきた魔族の足音と重なるようで、ふと不安な気持ちになる。


自分は皆から忘れられるのか。

自分が今まで皆を守って来た事は無駄になるのか。

自分はこの後どう暮らせば良いのだろうか。

そんな想いが入れ替わる直前になって泡のように自分を襲う。

自分一人が入れ替わるだけで人類が生き、魔族が滅ぶ。

そう言い聞かせ、目を閉じる。


微かに視界が明るくなる。

瞼の血管が透けて薄く赤色になる。

実感は無いが、まだ儀式の直前のような、漠然とした緊張感と不安が襲う。


そっと目を開けて見た。

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