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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ナイト・ラウンダー とある女吸血鬼の話

作者:昧槻 直樹
捜査一課に所属する刑事、銀子愛乃(かねこめい)は、とある日の休日に恋人であるショーコを待っていた。しかし、待ち合わせの時刻を過ぎても一向に現れず、電話も通じないショーコに不安を覚える。そんな銀子のもとに、同僚より一本の電話がかかってくる。その電話で言われるがまま、説明された場所まで行くと、そこは信号無視で交差点に進入してきたトラックによる人身事故の現場だった。そしてそこには無残な姿となった恋人ショーコの姿があった。
 彼女の気持ちを案じ、しばらく休むよう提案する上司や同僚たちであったが、それには応じず、今まで以上に仕事に邁進するようになった銀子。それから何か月か経ったある日、彼女は不可思議な事件を担当することとなる。その事件の被害者はみな若い女性であった。なによりその被害者たちに共通して、首筋に何者かによって噛みつかれたような痕があったのだ。
 直ちに捜査に取り掛かるも、決定的な証拠が見つからず、犯人の目的も素性も不明なままで行き詰まりを見せる中、ようやく掴んだ手掛かりとなる映像。そこで銀子は衝撃的な映像を見る――。

※この作品は、小説投稿サイト「カクヨム」でも公開しております。
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