47、 魔族の為に
魔王様の許可を取って、将軍2人の(ガープとリリス)保護?する事になった。
見た目三人と城下町を歩く、 以前の世界との違いをもう少し詳しく観て見たい
為だ。 やはり寂しいよなぁ~、 所謂商店街・・・に見えない ほぼ、前世の
ゴーストタウンだ。私生活の内 食(魔素で補えるから不必要)と住(寝ないで
平気)な為、食料品販売店は皆無、ホテル・宿屋も皆無、嗜好品として酒は好きな
魔族が多いのか、酒場は割りと多い。 民家も有るのだが、じいじ宅もそうだが、
本当に雨、風を防いでいる位で、とても貧相な物が並んで 何とか町並みを形
作っている程度だ。 メインストリート(とても言えない位でこぼこ)に魔族の
姿は 少ない。活気がないなぁ。魔族は平時何してるのかな?
{告 マスター、魔族は戦いが基本です。ですから平時も戦いを求めて人族の
領域まで単独遠征して討伐したり。近所で弱い魔族を虐めたりして暇つぶし
しています。住居は番いが出来。子供を持つと流石に屋外で育てるのは難しくなり
必要にして最低限の家を用意する様です。(因みに、繫殖行為は 洞窟です。)}
う~ん、魔族の生活環境の改善と意識改革の為に、何かしてみたいなぁ~。
<太一君の世界のアンテナショップなんてどうかな?>
そうだね~ でも場所と管理してくれる 魔族が必要だよねぇ。 んっ?
メインストリートの割と良く知った場所で店舗がまるで襲撃に合っている様な
光景が眼に飛び込んで来る。(あれってじいじ(アダージョ)の店だよね!
{肯定 マスター、はい。まるで暴動が起きている様子です。}
急いで行ってみよう。 じいじ宅に到着すると、それは商品を奪い合う魔族の
お客様であった。『アダージョさん 大丈夫ですか?』見た目大変疲れてそう
「おおぅ、将軍様 たっ、たすけてくれ~。」 お客様を裁き切れない様子だ。
よし、お手伝いしよう。 「太一殿 一寸任せてくれ。」*ガープ
(念話にて)「貴様ら、店主に迷惑を掛けるで無い。このガープが命ず、列をなし
順番を守って静かに買い物をするが良い!」*ガープ
暴徒化した魔族は突然雷に打たれた様に沈静化しおずおずと並び出した。
すごいね ガープさん こんな事できるんだ。
「お褒めに預かり恐縮する、太一殿 わしは精神魔法で多数の者に影響を与える
事が出来る為、この様な時便利なのである。」*ガープ
『ありがとう、ガープさん では少し じいじの手伝いをしてくるよ。』
俺は店内に入り軽くじいじと打ち合わせして 手早く接客して 商品を販売して
行く。 暫く、大忙しの時を過すと やっと終息し一息つけそうだ。
「おい、フォーわし人族に ありがとうを はじめて言われたぞ。」*ガープ
<それが太一君って事だよ、これから 面白いよ君たち。>
「そうだな、今暫く太一殿の近くに居よう。時間はたっぷり有るからな。」*
ガープ
『アダージョさん お疲れ様でした。一体何が起こったのですか?』
一応バンパイヤに人気となったアセロラドリンクを渡して見た。
「ああ、ありがとう。おぬしの喫煙法をわしの知人に教えてのう、販売が
始まったら必ず教えろとは 言われていたのじゃが、今日そちから大量の
商品を貰ったので、試しに店舗に並べたら、一気に噂が広がって 先程の
騒ぎじゃ。 もう死ぬかと思ったわい。」*アダージョ
じいじ見本売っちゃったんだ。 でも口コミであの反応は凄いな(あんなに
多くの魔族初めて見た) これで看板でも出したら 如何なっていたんだろう?
{回答 マスター、魔族全体の識字率は非常に低いです、看板より口コミが
主流です。(その代わり念話を使えるものは多いので、マスターの世界の
口コミとは反応が桁違いです。(念話には自分が感じた感情、味、匂い等の五感で
感じた感覚を一緒に飛ばせますので 言葉のみで伝えるより効果的です)}
そ~かぁ、やっぱり識字率低いんだ、紙無いもんね。でも念話は便利だな
そんな物が有ったら、文字で宣伝するより 一層効果的だ。(これは使えそうだ)
『もう、見本で渡した物なんだから、売ったらダメでしょう。アダージョさん。』
「面目ないのじゃ、身近な者に少量販売して 感想を聞きたかったのじゃ。」*
アダージョ
<太一君これは責任取ってアンテナショップ店長就任て事で良いんじゃな~い。>
フォーが 意地の悪い提案を持ちかけてきた(流石元悪魔)ゴーレムで口が無い
のに 悪い顔で笑っている様に見える。でもアイデアとしては良いかも知れない。
「何じゃ、その あんてなしよつぷ なる物は?」*アダージョ
『はい 俺の思い付きなのですが、今俺が仕入れられる 人族の商品を
城下町で販売する店舗を出そうかと思案していた所なのです、ですが知り合いも
少なく、だれに頼もうか悩んでいたのです。』
「なに、それは煙草以外の珍しい商品も取り扱うと言う事か?」*アダージョ
『はい、多数の商品が有ります。ですが アダージョさんの店舗では手狭で、
このままでは、商売を始められません。』
「やる、!」 はっ?アダージョさん。「わしがやるぞ その 店長!」*
アダージョ 『アダージョさんが店長やってくれるって事ですか?』
「おうょ。わしが その大役勝手でてやる。てかヤラせてくれ。」*アダージョ
<ほらね~、太一君うまくいったでしょ~。>
悪魔のささやきを実感した。




