175、 魔王城内の新移動手段
魔王様執務室の ソファーに座ってお話を聞きました、 簡潔に言うと
魔王城内の或る場所と、或る場所を転移門で繋げて欲しいと言う依頼だ。
この魔王城はデカい、フルサイズの大じいじが利用出来る様にこのサイズで
作ってあるそうだ。 (そのサイズの魔族との会合とか会食風景は一度
見て観たい様なきがする) そして今問題になっているのが王城に勤務
している会計班が危機的状況に瀕しているらしい。(なんで?)
先日魔族領の新通貨を刷新した、以前魔王様主導で作った通貨は人族領と
同じスペックだったが(人族の技師が作ったからね) 今回は違う、魔鋼と
ミスリルで出来ている。 当然貨幣に対しての金属的な価値が上がったので
魔王様がセキュリティーレベルを2・3段上げた様だ。(でも魔鋼って地面
だしそんなに価値って有るの?)
{肯定 マスター、有りますよ、魔鋼の価値と言うか魔鋼を加工した物の
価値は魔族領でも高いのです。} アマお帰りなさいそして有難う
まあ何だか良く解らないが かっぱらって行く奴対策をしたら 金庫番達の
通勤時間と 業務に必要な移動が魔族の体力を持ってしても辛くなったって
事だな、 しかし俺の魔法で良いのか? 大体どの位の時間有効なのかも未だ
判ってないぞ、それにとっても悪い状況になる自信も有る。
『魔王様 依頼を御受けするのは吝かでは無いですが 2つ程提案が
有ります、 一つはゲートが展開している時間が未だ判って居ません。そして
二つ目は俺のゲートは誰でも通過出来ます、すると犯行を行う賊も通して
しまう事になるので セキュリティーレベルが下がってしまうと思います。
それでも俺のゲートを使用しますか?』
「ふむ、それは拙いな。 太一殿が便利そうな転移魔法を開発したと報告を
受けたのだが 時期尚早だったか。」*魔王 誰だそんな事報告したの
{回答 マスター、多分ばあば付きの護衛でしょう 射撃場で魔法の練習を
していた時此方を見ていた鎧をきた者が居ました。}
なるほど 見られて報告が来たんだな、 でも魔王様此のままじゃあ困って
しまうだろう チョット提案して見よう。
『魔王様 転移門の件はフォーに相談しておきます それで
代替え案なのですが 城内の移動の足になりそうな乗り物が有りますが
使ってみますか?』
「何! 何か代替え案が有るのか?}*魔王
『はい 今も持ってますが 室内で出すのは忍びないので廊下迄御足労御願い
出来ますか デモンストレーションも行います。』
「良いぞ、 早速出よう。」*魔王
廊下に皆で出て俺はゴルフ場で良く見るゴルフカートを出して見た、 そして
早速乗り込んで 少し運転して見る どんなもんでしょうか?
「太一殿 此れではダメだ 遅すぎる。」*魔王
さいですか、これは安全の為に確かにスピードは出ない。それじゃあ
如何しよう、車出しちゃうか? 確かに俺が保有する車達はフォーが改造して
魔素駆動だから排ガス出ないけど 室内走って大丈夫かな? と思っていたら
リトが以前渡した足漕ぎゴルフカートを持って来た。 (リトさんそれで何
するの?) 徐にリトはカートに乗り込んで発進した、それはもう凄い勢いで。
ええ~! あんなに速いのは何故?見ていて誰かにぶつからないか見ていて
ヒヤヒヤ物だ。
「ふむ、太一殿これなら良いな だがあれでは小さ過ぎるな。」*魔王
{提案 マスター、1台改造します。リトが乗っているのは只のお子様用です
あの速さとコントロールはリトだからです、魔力アシストとブレーキ及び
パワステ機能を持たせようと思います。} やはりリトだからなのか
『魔王様 アマが改造した物を出せそうです、暫く御待ち下さい。』
{肯定 マスター、出来上がりました。拡張もしましたので此のまま
乗れますが 魔王城内は通常魔法が使えませんので このカート内で魔素を
使用出来る様に改造して有ります、その為料金箱に100アーク硬貨を
入れて魔素の補充が必要になってます。}
アマに出して貰う、確かに大人サイズになってる。 ブレーキは手で引く
タイプか そして料金箱が付いてる、これってデパートの屋上遊園地でコイン
入れて動く子供用乗り物の様相を呈しているな 楽しいけど。
魔王様は早速乗って見る様だ、先にコイン入れといて上げよう。
魔王様の試運転は終わり先ず1台を納入した、 もっと台数を入れようとも
思ったが、多分・いや必ず事故が発生すると思われたからだ。
同じ様なスピードの出る物同士がぶつかった時が危険なのだ、可哀想だが
先に人身事故を経験して貰って その乗り物の危険性を学んで貰ってから
新たに納入しようと思う。




