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飛ばされた世界で俺は,悪魔でした。  作者: 東狐
この地で俺の出来る事。
175/418

175、 魔王城内の新移動手段


 魔王様執務室の ソファーに座ってお話を聞きました、 簡潔に言うと

魔王城内の或る場所と、或る場所を転移門で繋げて欲しいと言う依頼だ。

 この魔王城はデカい、フルサイズの大じいじが利用出来る様にこのサイズで

作ってあるそうだ。 (そのサイズの魔族との会合とか会食風景は一度

見て観たい様なきがする)  そして今問題になっているのが王城に勤務

している会計班が危機的状況に瀕しているらしい。(なんで?)



 先日魔族領の新通貨を刷新した、以前魔王様主導で作った通貨は人族領と

同じスペックだったが(人族の技師が作ったからね) 今回は違う、魔鋼と

ミスリルで出来ている。 当然貨幣に対しての金属的な価値が上がったので

魔王様がセキュリティーレベルを2・3段上げた様だ。(でも魔鋼って地面

だしそんなに価値って有るの?)

 {肯定 マスター、有りますよ、魔鋼の価値と言うか魔鋼を加工した物の

価値は魔族領でも高いのです。}  アマお帰りなさいそして有難う


 まあ何だか良く解らないが かっぱらって行く奴対策をしたら 金庫番達の

通勤時間と 業務に必要な移動が魔族の体力を持ってしても辛くなったって

事だな、 しかし俺の魔法で良いのか? 大体どの位の時間有効なのかも未だ

判ってないぞ、それにとっても悪い状況になる自信も有る。


 『魔王様 依頼を御受けするのは吝かでは無いですが 2つ程提案が

有ります、 一つはゲートが展開している時間が未だ判って居ません。そして

二つ目は俺のゲートは誰でも通過出来ます、すると犯行を行う賊も通して

しまう事になるので セキュリティーレベルが下がってしまうと思います。

それでも俺のゲートを使用しますか?』

 

 「ふむ、それは拙いな。 太一殿が便利そうな転移魔法を開発したと報告を

受けたのだが 時期尚早だったか。」*魔王  誰だそんな事報告したの

 {回答 マスター、多分ばあば付きの護衛でしょう 射撃場で魔法の練習を

していた時此方を見ていた鎧をきた者が居ました。}


 なるほど 見られて報告が来たんだな、 でも魔王様此のままじゃあ困って

しまうだろう チョット提案して見よう。


 『魔王様 転移門ゲートの件はフォーに相談しておきます それで

代替え案なのですが 城内の移動の足になりそうな乗り物が有りますが

使ってみますか?』


 「何! 何か代替え案が有るのか?}*魔王


 『はい 今も持ってますが 室内で出すのは忍びないので廊下迄御足労御願い

出来ますか デモンストレーションも行います。』


 「良いぞ、 早速出よう。」*魔王


 廊下に皆で出て俺はゴルフ場で良く見るゴルフカートを出して見た、 そして

早速乗り込んで 少し運転して見る どんなもんでしょうか?


 「太一殿 此れではダメだ 遅すぎる。」*魔王


 さいですか、これは安全の為に確かにスピードは出ない。それじゃあ

如何しよう、車出しちゃうか? 確かに俺が保有する車達はフォーが改造して

魔素駆動だから排ガス出ないけど 室内走って大丈夫かな? と思っていたら

リトが以前渡した足漕ぎゴルフカートを持って来た。 (リトさんそれで何

するの?) 徐にリトはカートに乗り込んで発進した、それはもう凄い勢いで。

 ええ~! あんなに速いのは何故?見ていて誰かにぶつからないか見ていて

ヒヤヒヤ物だ。


 「ふむ、太一殿これなら良いな だがあれでは小さ過ぎるな。」*魔王

 {提案 マスター、1台改造します。リトが乗っているのは只のお子様用です

あの速さとコントロールはリトだからです、魔力アシストとブレーキ及び

パワステ機能を持たせようと思います。}  やはりリトだからなのか


 『魔王様 アマが改造した物を出せそうです、暫く御待ち下さい。』

 {肯定 マスター、出来上がりました。拡張もしましたので此のまま

乗れますが 魔王城内は通常魔法が使えませんので このカート内で魔素を

使用出来る様に改造して有ります、その為料金箱に100アーク硬貨を

入れて魔素の補充が必要になってます。}

 アマに出して貰う、確かに大人サイズになってる。 ブレーキは手で引く

タイプか そして料金箱が付いてる、これってデパートの屋上遊園地でコイン

入れて動く子供用乗り物の様相を呈しているな 楽しいけど。

 

 魔王様は早速乗って見る様だ、先にコイン入れといて上げよう。

魔王様の試運転は終わり先ず1台を納入した、 もっと台数を入れようとも

思ったが、多分・いや必ず事故が発生すると思われたからだ。

同じ様なスピードの出る物同士がぶつかった時が危険なのだ、可哀想だが

先に人身事故を経験して貰って その乗り物の危険性を学んで貰ってから

新たに納入しようと思う。


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