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飛ばされた世界で俺は,悪魔でした。  作者: 東狐
この地で俺の出来る事。
169/418

169、 対害虫用最終殺戮兵器


 引き続き魔法の訓練です、 先程フォーが城下町に居るアスモデウスさんと

ベレトさんに新型ゴーレムを交換して来た帰りに射撃場に寄ってくれました。

 

 俺は一方通行の転移ゲートを開発して (ダイオード的発想で)テスト

運用をして居た所、フォーが興味を持ち 色々聞いて来たので教えると

走って本館方面に行ってしまった。  (又何かやらかす気だな)





 そろそろお昼だから 子供達を集めてお昼の準備を始める、 出しっぱなし

だったゲートを片付けて 射撃小屋前にレジャーシート敷いてお弁当を出す。

 今日のランチはポトフとベーコンカツサンドだ。

これは朝にリトと食事を作って居た時 ポトフが食べたくなったのでアマ特製

ベーコン・ジャガイモ・ニンジン・ポロネギ入れてコンソメで煮込んで見たら

ベーコンがとても柔らかくて 良い感じに塩分が抜けてくれていた。

 リトと味見をした後 このベーコンを揚げて見たいと思った俺は大きめに

切り出したベーコンでポトフをもう一度作り始めて盛大に手間のかかった

カツサンドは完成したのである。




 しかし魔法は便利だ、今もそうだが お皿出したり・ポトフよそったり・

皆にお手拭き渡したり・飲み物用意したり等、一人で同時に出来てしまう。

 これは朝ポトフを作ってる時も感じたが、野菜切りながら・お鍋の中

かき回したり・お鍋の火加減調整したり・ウッカリ忘れてたエプロン付けたり・

一生懸命作業して汗かいたのをタオルで拭いたり・使い終わった洗い物したりと

同時に幾つもの作業が出来てしまう。 (便利だ! この魔法が前世で有ったら

外科のお医者さんとか たこ焼き屋さんには必須の魔法だろうな)





 美味しい昼ご飯を食べたら 少し休んでから魔法の練習を再開する。

次は何の魔法を練習しようかな、 非殺傷魔法の練習にしようかな。

 {警告 マスター、それは後にしましょう。先に対象を完全に沈黙させる

攻撃魔法の練習を先に覚えて下さい でないと死ぬ可能性が有ります。}

 確かにアマの言う通りかもしれない、 攻撃対象を完全に殺傷出来る

魔法を覚えてから 手加減を覚えよう。



 て言う訳で、狩っても役に立たない上に面倒臭そうな虫対策魔法の

練習を開始する。  アマが使っていた範囲包囲魔法ってあれ何なの?

 {回答 マスター、あれは空間掌握魔法の発展版です。空間に有る

一定の空間を魔法で固定する事で対象の自由を奪います、通常は魔法の

同時発動が出来ない為 他の者が捕らえれれている対象へ攻撃を仕掛けます。}

 成程 風魔法の風壁ウインドウオールじゃ無いんだな。

 {肯定 マスター、風壁ではある程度力が強い対象では対応出来ません

土壁グラウンドウオールでも出来ますが 中が見えなくなります。}


 成程 成程、理解しましたが どうやったら出来るんだろう?

 {肯定 マスター、設定する空間に対して魔力で固めるイメージで良いと

思われます。}



 やって見よう、 さっき穴開けてしまった魔鋼製アリを的にして魔法を

発動させて見た。 ・・・分からない 囲ってるのかが分からない・・・

 {肯定 マスター、出来ていますよ。当然無色透明な魔法なので目に

見えないだけです。}

 そうか見えないから分からないんだな、着色して見よう。

薄いブルーに魔法を着色するイメージで再度魔法を発動して見る。

おおっ! 今度は確認出来た、 効果範囲は変更自在で自分の好む大きさ

範囲・高さ・幅に変更自在だ。 コレマタ便利そうな魔法だよね、

これからお出かけして 野営しなくちゃならない時なんか この魔法の

中に居れば安全だよね。

 {肯定 マスター、肯定ですが 前に私に言った様に空気穴は空けて下さい

窒息します。 それとマスター転移が使える様になったので野営は必用無いと

思いますが。}  ・・・あっ!・・・ ですよね




 考えるにもっと簡単に虫を撃退出来ないだろうか、 前世で俺の時代は

大体殺虫剤頼りだったけど 功さん時代なら何だ? ・・・あっ!そうか

はえ叩きだ。 


 思念移動と空間掌握を使って大きなはえ叩きを作って見る 最初は見えない

ので 先程と同じ様に薄いブルーに着色した、 振って見る。

 ”バッチン! バッチン!” 大きな音を出して振るわれるはえ叩き、

そんな事をしていると気が付いて近づいて来る子供達。



 [お兄ちゃん 何始めたの?]  気になりますよねリトさん

 『これはね 虫さんを天国に送る道具なんだよ。』  と適当な事を言う

 [ふぅ~ん あっ! 出来た。]  見ただけで出来るんですかリトさん

2人で  ”バッチン! バッチン!” してると他の子達も真似して 

”バッチン! バッチン!” やり出した、 君達も見ただけで出来るんだね

 試しにさっきの魔鋼製アリを的にして はえ叩き魔法作動!

”バッチン!” あっ! アリ潰れた、魔鋼製の的が。 当然子供達は

俺が行った行為を真似してみる、 直ぐの事だった 全ての的が潰れたのは。

 



 的作り直さなきゃ 今度はミスリルで作ろう前にアマが形状記憶機作用が

有るって言ってた気がする、多分壊れても治るんだろう。

 でもそれだけじゃ面白くないな、 何か攻撃が当たったらリアクションする

様に改造できるかな (鬼にボール当てると がお~って言う見たいに)

でも 何か違うような気がする。 的なんだから中った場所が正確に判る

様に変色か発光する様にしよう、そしてはねっ返って来たら危ないので

攻撃を吸収する様な仕様に出来るかな。

 そんな思いを込めて材料のミスリルを変形させて行く、 出来た。

試しにクリスで撃ってみた、 ”カキィン!”って硬質な音がして

銀色のアリさんの銃弾が中ったと思われる場所が赤く発光していた。

成功したみたいだな、それでは量産開始。



 アリさん・ネズミさん・ムカデさん・カエルさん・イノシシさん・カメさん

蚊さん・蛾さん 色々作って的として設置した。 (此れで暫くは的を制作

しないで良く成ったかな)

 当然的が出来上がれば 攻撃開始するよね、 俺の作業を近くで見ていた

子供達は 早速別れて思い思いに攻撃開始した。



 見ていて楽しい。 パチンコ(スリングショット)で攻撃する少年 なんか

スダチ君とキャラクターが被るが気にしないでおこう、 着弾すると発光する

標的は子供達には人気だった。が はえ叩きを行使すると 真っ赤になって

潰れてその後再生するミスリル製の標的は 見ていてシュールだ。




 <太一君 今度は何始めたの? 何か楽しそうな事になってるね。>

フォーが戻って来ました。


 『お帰り フォー、 お昼食べたの?』


 <うん、カップ焼きそば食べたの。>  凄いの食べたねカップな焼きそばは

それ自体が新しい食べ物と俺は認識している


 <それで太一君 リゾルートちゃんが行使してる魔法は あれ 何?>


 『ああっ あれはね功さん年代の対虫用攻撃兵器を魔法で再現した物だよ。』


 <太一君の世界では虫専用に攻撃兵器が存在するんだ。>


 『御免なさい、 そんな物は存在しません 只の専用道具です。』


 <何で専用にする必要が有るの?>


 『それは 虫潰した物で他の事したくないでしょ、バッチイし。 それに

代用としては色んな物を使うよ 丸めた新聞紙とか スリッパとか ビーサン

とか 雪駄とか 草履とか。』  


 <履物が多いんだね、何で?>


 『それは 履物の底を好んで触らないでしょ、 新聞紙は使い捨てね。』


 <なるほど そんな理由で専用の道具が有るんだ。>


 何でそんなにフォーは はえ叩きを気にしてるんだろう? 確かにはえ叩きは

専用道具だけど 俺の叔父さん宅には ”対害虫用最終殺戮兵器”って

マジックで大きく字が書かれていた おトイレマーク付きの緑なスリッパが

リビングのとても目に付く場所に置いて有ったから 履物はそれ専用に

すれば対虫用の道具に成りうるけどって そんな事じゃないよな。

 

 <一寸功さんとお話ししてくる~。>  て言って何か渡して来た。


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