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NARUTOはカンクロウが好きです。むしろそれから思いついて書いているじゃん。
傀儡の操作はあんな感じで動かします。指が足りないけど謎技術でどうにかなります。
設定は細かく練っていないため矛盾があると思うので見つけたらご指摘下さい
空は青く澄み渡り膝下まで小さく生えた草が並ぶ草原。
その中の多くの人により踏み固められた一筋の道。街道を一つの馬車…いや、よく見るとそれは確かに馬車の形をしてはいるが強い違和感を感じる。そう、それは確かに馬車ではあるが馬が引いていない自走している馬車なのだ。
馬車の荷台の上には男が1人。歳は30はいかないぐらいの若い風貌。目つきはつり気味でキツそうな面立ち。身長は高く概ね180〜190といったところだろうか。手持ちの荷物は少なく多めの食料と皮袋に入っている水が荷台に幌を掛けられて乗っており他には大きめの手提げバックにウエストポーチが置いてある。
その荷台の上に男はうつらうつらとしながら、時々指を細かく動かしたりしながら座っていた。
「……ふわぁ……そろそろ、村が見えて来るはずなんだけどなぁ……おっ、あれか」
馬車の行く街道から少し離れた所に見える村を男は見つけると、馬車はまるで意思を持っているかのように向きを変え村へと続く道に入った。
村は農村であり村の居住区や田畑が2mほどの柵に囲まれているどこにでもあるような村である。
柵の一部には出入り口がありそこには衛士らしき男が立っている
「おーい衛士さん。ちょっくら入れてくれないか?」
と馬車の男は大きな声で声をかける
「ん?…おぉ!久々の客だな。ようこそ私たちが村へ。見たところ行商にも見えんし冒険者の依頼は長らく出していない。いったい何の用で村へ来た?」
と衛士は答える。
「なに、この先の街、ジョットに向かう途中にな。このまま行くと城壁の前で野営することになるからな。こちらの村に寄って小屋の隅でも貸してもらおうかなと考えて来たんだよ。ちなみに俺は行商じゃない。医者だ。衛士さんどうだ?体が悪いなら一食くれるなら楽にしてやるよ」
と何でもないように男は答える。
「ふむ…医者はありがたい、。今村で数人、風邪を悪化させてしまってな。酷いようなら街に医者を呼びに行くところだった。みてくれるなら村長の部屋を借りれないか掛け合ってみるぞ。歓迎しよう。」
というと裏に入り。門を開け
「どうぞ、こちらに。村長の家に案内する」
と言い、衛士は馬車の先頭を歩き村長の家に案内する。
道中、衛士が
「しかし珍しい馬車ですな。こんな物は初めてだ。いったいいかなる魔術をお使いで?」
と、馬が引かない馬車が珍しいようで興味津々に馬車の男に聞く。
「これはウチの知り合いの作でな、中々乗り具合は良いんだが操作がちと面倒で慣れるまで大変よ」
と馬車を褒めら少し上機嫌に男は答える。
そんな話をしていると周りの家より大きい村長の家に着いた。そしてノックをしようと扉に手をかけた時に『ガチャ』と扉が開いた。
中から出て来たのは15くらいの成人したばかりに見える若い青年。農村の男らしく適度に筋肉をつけ細身の体。顔は歳相応であり一般的に見た評価からすると十分モテそうな顔をである。
「うおっ、ガードさんどうもっス。親父に用ですか?…っと後ろにいるのはお客さんか。どうも、オレはバックって言います。」
と初めは驚いたようであるが馬車の男が客人だと分かると丁寧に自己紹介をした。
「ああ…丁寧にどうも、私はカグツ。医者だ。何か悪いところがあったらいってくれ。」
と男は返礼する。
「その時は頼みます。では、オレは行くとこあるんで!」
というと早く外に駆け出していった。
「彼は村長の息子さんかい?」と男が聞くと
「あれが村長の坊ちゃんバック君です。今からの時間は外れの爺の家に行って勉強ですかね。ウチの息子と違って勉強熱心でこの村では珍しい子ですよ。」
と衛士が教えてた。
「あぁ、とっても珍しい子だ。」
と言い駆けて行くバックの背中を見つめる男。その目には深い興味が写っていた。




