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伝えられなかった想い

作者: 岩崎星空羅




こんにちは-、星空羅です。。

長編サボって、短編書いてすみません;


長編の方も頑張るのでよければ見てください★
















「流斗ー…」






ぼんやりと、俺の部屋で、俺のベッドに寝転びながら雑誌を読んでいる幼馴染の佐賀真由。

家が隣だから、どちらかが出かけないと四六時中一緒な状態。


こいつは一体、分かっているんだろうか

男と二人でいることを。

しかも俺んちは、親が共働きで家にいないし、家にいる兄弟もいない。だからこの家に二人きり。


それに、俺は、真由が好きだ。

多分…。コレが恋ならば。





日が暮れ、真由が自分の家から所持してきた雑誌片手に立ち上がる。

もう、帰るのか。

などと呑気に考えてた。




「んー?」


「実は、私、流斗のこと好きだったんだー」






突然の真由の告白に正直、何のリアクションも出来ず佇む。

そりゃ、好きな奴からいきなり告白されて、返事が出来る奴なんていないと信じたい。




「うん。返事は分かってる。

 それじゃあ、バイバイー」






ガチャッと軽快な音共に、忽然と真由の姿が俺の視界から消える。

呆気なく。


まぁ、明日返事でもそればいい。


明日は学校があるし、クラス同じだから、

そこで堂々と恋人宣言でもしようか。























「…佐賀真由さんが、フランスに引っ越しました」


朝礼時。

騒がしかった教室に沈黙が続く。


無論、真由の携帯など繋がらなくて。

家の電話など分からないし、先生に聞くのも恥ずかしい。











俺はただ、真由がいつ帰って来てもいいように、

部屋にいることにしよう。

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― 新着の感想 ―
[一言] 初めまして、安芸と言います。 短編読ましてもらったんで評価さしてもらいます。 ストーリー的にはベタで展開に意外性はありませんでしたが、告白シーンなどの言い回しは登場人物の心情が伝わってき…
[一言] どうもはじめまして、春功といいます。私も物書きの端くれです。 少し、展開が飛んでしまっているように思えました。 もう少し、長くしても良いかなと感じました 続きが気になりました、告白しといて…
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