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春がくる

作者:

もうすぐ春がきますね。

春特有の生ぬるい風が吹いたので書きました。

2月ももう終わり。

部活の帰り道を歩くと生温い風が吹く。

空には宵の明星が浮かぶ。


ああ、今年も春がくるんだ。


家につく。

ゴミ捨て場には烏の食べ残しが少しばかり散らかっている。

テレビをつけると梅の花が咲いたとニュースキャスターが言う。


いつもどおり、生き物の営みは続いているんだよな。


無作為にスマートフォンをいじる。

不審者情報が届いているようだ。

SNSにはあの虫が出たと騒ぎ立てている人もいた。


そういえば、先生は暖かくなると変な奴らが増えると言っていたな。


ねえ、君はどう思うのかい?


「────」


うん、そうだよね。


はぁ、今年もあいつがくるのか。

ありがとうございました。

ところで「君」と「あいつ」は一体誰なのでしょうか。

何かあったら感想で教えてくださいね。

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― 新着の感想 ―
[一言] 「あいつ」とは別れか、血の気の引いたようなセピア色の学校生活か、ととても想像力を掻き立てられる作品でした。 春は花粉もあってかどこかネガティブになる季節なので、とても共感できました。
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