プロローグ
前記
これはあたしがあるホストへアタックする過程のお話。
現在進行形の物語です。
プロローグ
某日、夜マックで暇しながら某ホスト情報サイトを見てたあたし
いつも行く場所は遠くて時間かかるから今いる場所でいけるとこを探してた
目にとまったのは駅前にあるクラブ
そのクラブは以前から知っていたとこだった。
知っているとこだったから行くことに決めて、マックを出る。
雪降った後の冷え込む夜の街をひたすら歩く。
一人虚しく・・・
そして目的地であるビルに到着した
そして少し不安になりながらもエレベーターに乗り込む。
扉が開いたそこには華やかな風景が広がっていた
そして案内されるがまま席に着く
「どうも~。これ名刺ね。よろしく」
と言いながら一人目のホストが対面の席につく
「えっと、乃愛くん?」
名刺を見ながら聞いた
「そうそう!君は?」
「そら」
「そらちゃんね!何飲む?」
そう笑顔で聞く乃愛くん
ちょっと子犬みたいでかわいいな
「ウーロン割」
「ウーロンね!了解。ちょっと待ってね。」
そういってウーロン取りに行く乃愛くん
「おまたせ。今つくるね。」
笑顔でお酒をつくりだす乃愛くん
ほんとかわいいな~
乃愛くんの笑顔で癒されるあたし
それから他愛もない話をしてたらあっという間に違う人と交代させられた
「ありがとうね。また話そうね」
そう笑顔で言いながら席をたつ乃愛くん
それから数分
次の人がやってきた
「こんばんは、ノリです。」
そういって席につく
ノリくんは長身の切れ長な瞳のクールな人
彼をひと目見た瞬間落ちたあたし
「よろしく」
そうあたしが答えたのち、沈黙になる
あまり喋らない彼、どうやら新人らしい。
しかも未経験の、初々しくてかわいい。
それから少しずつ打ち解けていく
またこれもあっという間に過ぎていく
一人の持ち時間が決まっているようだ
およそ15分。
それから次々と何人かついた
ただあたしの心はもう彼に奪われたのだ
そして全員がついて、場内指名を内勤さんが聞きにきた
もちろん彼を指名するあたし
間もなくして彼が戻ってきた
「ありがとう、素直にうれしい」
そういってクールな彼が初めてはにかんだ。
その瞬間更に彼に夢中になった
もうかわいすぎて、他の人が視界に入らないくらい
こうして彼へのアタックが幕をあけたのであった。